潔癖な人は入れないかもしれないお風呂 槍沢ロッジ 個室と浴室編 | 温泉マンもっちいの湯と山話

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山奥の秘湯、マニアックな温泉が大好きな温泉マンもっちいと申します。登山と温泉、ご当地グルメ、珍スポットを愛する旅のブログです。関西を中心に日本各地の魅力的な山と温泉を巡ります。日本じゅうの歩いて行く秘湯を入り尽くすのが目標です。

 
 15時過ぎ、槍沢ロッジに到着してチェックイン。すぐにお風呂に行くべきでした。理由は後で書かせていただきます。
 初めての山小屋なので、嬉しくてつい、館内探検をしてしまいました。
 

 
 2棟に分かれており、正面が本館、左側が新館。この日、新館は使われていない様子でした。
 
 
 
 チェックインの際、思い切った行動に出ます。
 
 
 
 
 迷ったけど、買わなかったバンダナ。こうして見ていると、買えばよかった気がします。また、買いに行こ(笑)
 
 
 
 
 夕食も朝食も5時。わかりやすいけど、早いですね。
 昼食をチョコレートだけにして大正解。空腹が一番のごちそうです。
 
 で、「混雑が予想されます」表記。そう、ものすごい人なんです。写真が撮りにくいくらい人がいます。新館も使うくらいの日はもっと混むのでしょうね。
 柱の貼り紙、生ビール1000円。高っ。飲まないけど。
 
 
 下記のイラストがわかりやすいです。お部屋の名前は花の名前と動物の名前。花の名前が大部屋、動物の名前が個室。
 
 
 1泊夕食のみ11000円で予約しています。ここで思い切りました。
 
 
 お風呂は、15時から17時。思い切ったのはこれではありません。
 
 
 上の表記に注目。そう、この日、娘と相談し、半分ずつお金を出して、個室を奮発することにしました。明日の槍ヶ岳登頂に向けて、しっかり身体を休めるには、個室です。12000円を1人で出すと厳しいですが、半分こならありかな。娘は大喜びです。
 
 
 このステッカー、かっこいいですね。
 
 
 下記の「かもしか」が今宵の私たちのお部屋。槍ヶ岳登山を成功させるため、この部屋で熟睡します。
 
 
 明るい角部屋。カーテンまであります。カレンダー、内鍵。最高です。
 
 
 ハンガーもあります。さすが、12000円。
 めちゃくちゃええ部屋やん!
 
 
 壁があるというのは、こんなに快適なものなんですね。
 
 
 槍ケ岳の登山のチャンスがようやく来て、天気も良さそうなので、万全の体調で登りたいです。
 なので、奮発しました。娘が半分出してくれたからというのも大きいです。
 
 
 
 新館が見えてます。
 
 
  素泊まりで夕食の準備をしている人がいます。
 
 
  内側からカーテンをしておくとプライバシーが保てます。
 
 
 ピカピカの廊下。館内を探検します。
 
 
 談話室のマンガのラインナップ。
 
 
 岳、ヤマノススメ、山小屋ではよく見かけますよね。
 
 
 3階があります。きれいですね。
 
 
 チェックアウト7時。さすが山小屋。
 
 
 トイレがめちゃくちゃきれいです。
 
 
 写真では伝わらないのが残念ですが、臭くないんです。物足りないわけではなく、快適です。ありがとうございます。
 
 
  和洋揃えてあるトイレ。
 
 
 紙はゴミ箱に捨てるタイプ。焼却ですね。
 
 
 
 
 更衣室も男女ともトイレに併設しています。
 
 
 お湯、お茶、ありがたいです。
 
 
 感染対策もされています。
 
 
 登山靴は、部屋の外の靴箱に置きます。
 
 
 2段ベッドの部屋。富士山を思い出しました。
 
 
 畳の談話室には、山の本も揃っています。
 
 
 トイレの隣にあるのは乾燥室。間違われそうでこわいですね。
 
 
 いよいよお風呂です。男女別で、15時から17時の2時間のみ。なので、タイミングによっては混みます。
 
 
 
  コロナ禍で、お風呂は、男性4名まで、女性3名までに、それぞれ人数制限されてました。たまたまですが、スムーズに入れてラッキーでした。女性は5人くらい並んでました。
 時間制限があり、10分位にしてくださいとチェックイン時に言われました。
 
 
 脱衣所。先客2名と入れ替わるように入れて良かったです。写真は、クローズアタックの時間に撮影したものです。
 
 
 手早く脱いで、後客さんが来るまでの1、2分だけ、貸し切り状態だったので、手早く撮影。脱衣所のみ後から追加しましたが、浴室はタイムリーに撮影できてラッキーでした。
 
 
 ほとんど同じサイズの浴槽が2つですが、大きな問題があります。この浴室のお湯は、貯めてあるだけで、一切追加できない仕組みになっています。水道から出るのはもちろん水です。埋めるためのもので、お湯は足せません。
 壁際にメモリ付きのつまみがありますが、これは追い炊き用です。ぬるくなった時にに温めることはできますが、お湯は足せません。そこに、大挙して人が押し寄せるとどうなるか?
 詳しくは書きません。潔癖な人は無理だと思います。私は、風呂が好きですし、そこまで潔癖ではないので、もちろん気持ちよく入りました。温度は、40度を切るくらいでぬるめ。
 いつも防水の腕時計をしているので、時間を測りつつ、後のお客さんの為にも、自分が出るまで軽く追い炊きをしときました。
 この追い炊きシステムは、昨年行った夏沢鉱泉と同じですね。違うのは、あそこは、非加熱源泉を足しつつ追い炊きできるのが良かったです。
 しっかりセルフ加温したからか、よく温まり、同浴の人も「追い炊きできるんですねー」と喜んでおられました。
 
 
 
 
 ここは、並んででもオープンアタックすべきお風呂ですね。でも、山小屋にはお風呂がない場合が多いのに、お風呂があること自体がありがたいです。
 1滴でも温泉が入っていたらなお嬉しいですけど(笑)
 
 
 いつ交換したのかわからないシーツなので、本沢温泉で購入したシュラフシーツがここでも大活躍しました。山小屋でも、コロナ対策で、シュラフシーツの使用を推奨しており、販売もしていました。本沢温泉よりここの方が少し安かったです(笑)
 
 お風呂がある素晴らしい山小屋です。そして、食事が最高なんです。
 
 そろそろ仕事なので、続きます。