憧れの熱海秘宝館。
熱海城へ向かうロープウェイでアクセスするのが通常ルートのようですが、ロープウェイに乗らずに、坂道を登って直接行きました。
熱海秘宝館前の駐車場は無料。このほうがロープウェイの値段ぶんお得なうえ、少しでも秘宝館の館内で過ごす時間を長くすることができます。なので直接行きましたが、駐車場の枠は5台分しかないので、要注意です。たまたま空いていて良かったです。
我が家の家宝のDVD『昭和聖地巡礼 秘宝館の胎内』に付いていた付録の巡礼パスポートの割引券を使います。こんな素敵なDVDを安く譲っていただき、感謝しています。
さあ、割引券で200円引きしてもらって入場します。
1人1700円が1500円になり、2人で3000円!
受付で確認しますが、なんと!撮影禁止!(この上の写真がギリギリセーフです)
温泉施設の撮影禁止もショックですが、秘宝館も撮影禁止とは!怪しい少年少女博物館やまぼろし博覧会が撮影OKだっただけにショックですね。
以前、行った嬉野秘宝館も鬼怒川秘宝殿も撮影OKでした。でも、嬉野秘宝館も鬼怒川秘宝殿も、訪問後しばらくして閉館している事実を考えると、もう閉館する予定だから撮影OKだったのかもしれないですね。
ということは、撮影禁止の熱海秘宝館は、まだまだ閉館の心配はなく、これからも現役バリバリかもしれないですね。
撮影禁止は仕方ないです。
こうなったら、精一杯の記憶力とメモで、熱海秘宝館の魅力を文章で再現するしかありません。ちなみに、写真撮影禁止に加えて、スケッチも禁止らしいですね。誰か、スケッチしている人がいたのでしょうね。
嬉しかったのは、お客さんが多くて、しかも若いんですよ。私たちが券を買う時も、前には若い男性グループ、後ろには若いカップル(女性が行きたがり男性はやや引き気味)、おっさんは私だけ。
まず、入り口ですが、まるで女性の女性らしいところそのもののような形のところを潜っていきます。ちゃんとクリスマスっぽい名前のところもありますね。『🎶クリスマスが今年もやってくる🎶』
おみくじ。長女がお金(100円)を入れると、巫女さん人形がマスクをしてこちらへと向かってきます。電動でウイーンと歩いてきます。おお、これぞ秘宝館!
そして、ありがたそうな台の上におみくじをポロンと置いてくれます。
そして、いかにも電動らしい動きでクルリと振り向くと、なんと!お尻が丸見えですよ!これが秘宝館です!
人形らしいツルツルのお尻を光らせて帰っていく巫女さん人形。素敵でした。
家に帰ってから、長女に撮影してもらったおみくじの写真。中吉ならぬ中穴!
裏面には、今宵のオススメ体位の解説。鵯越えって神戸の地名だけど、なぜこのネーミング?
次は、吉原の場面。花魁がやってきて、クルリと振り向くとお尻が丸見え!同じパターンでも、おもしろいんですよね。
春画がたくさん並んでいて、それぞれの春画の場面の解説が流れています。『俺はデカイ尻が好きだー。』なんて言ってました。まあ、そうかなあとも思います。
続いて、張り形から電動コケ◯、ピンクロー◯ーまでの歴史的な展示が並んでいます。勉強になりますね。昔の大奥では、男子禁制なので、こういうのを使う人がいたり、陰間茶屋に行くなど、江戸時代も盛んだったのでしょうね。
日本人は、本来、性に対しておおらかなんでしょうね。だから、昔々から混浴の温泉がありましたし、お祭りにも性的な表現が多々あるのでしょうね。もっと研究しなくては!
張り形ってのが、やっぱりデカく再現しているのが良いですし、レズビアン用の双頭の張り形もあります。
続いて、避妊具の歴史。江戸時代のシルク製のコンドーム。シルク製?まさか、洗って繰り返し使っていたのかな?
効果は?気持ちいいんでしょうか?装着感がありすぎでしょうね。
そして定番?の海外の様々な性的なモノや、動物ネタで、クジラのイチモツの展示等々。
覗くとエロい動画が見える穴、座るとエロくておもしろい動画が始まるソファー。もう頭の中がエロで埋め尽くされる気がします。
おもしろい!
メモしながら見ていたんですが、後でこの下手くそな字のメモを見ても、なんのことかわからない❗️
なんのことかわからないからまた秘宝館に行きたくなる、行ってメモして……秘宝館がエンドレスに行きたくなるやんか!
モナリザとか落ち穂拾いという名画が、どうなったのかわからない仕掛けでエロチックに変化する展示もおもしろかったです。
熱海の花火大会の動画を見ていると、花火の形がちん◯とか◯んことかになりました。
これも定番のようなマリリンモンローとか、熱海らしく『金色夜叉』とか露天風呂とかいろいろあり、盛りだくさんですが、中でも、私たちがいちばん楽しかったのが『浦島太郎』です。
昔々、ある浜辺で、亀がいじめられていました。いじめられているとはいえ、叩かれたりしているわけではなく、亀の頭の部分を女性2人がもてあそんでいました。(亀もまんざらでもないのでは?)亀をもてあそんで入れたりもしていたところを、いかにもAV男優らしい風貌と体格の浦島太郎がやってきて、代わりに女性2人の相手をしてくれたから、亀は女性たちから解放されて助かりました。
助けてもらったお礼に、亀は浦島太郎を竜宮城へと連れて行ってくれます。
竜宮城では、乙姫様がいて、タイと書いたハチマキをした女性とヒラメと書いたハチマキをした女性もいます。(演技が微妙に素人っぽいのが昭和のAVみたい)
この3人のお相手をして楽しみまくる浦島太郎さん。精力絶倫ですね。
いかにもAV男優らしく、こんなんできるんやというようなアクロバティックな体位も含めて激しく絡んでいました。(なぜ、親子でAVみたいなのを見てるんやろ?客観的に見ると、なかなか珍しい光景かも?)
いかに精力絶倫の浦島太郎さんといえども、あまりに激しく絡み過ぎたのか、年老いてくたびれ果てた様子。そして、浦島太郎は(予想通りに)玉手箱を持って帰っていきます。
そして、玉手箱を開けると、どうなったのか?
なんと!復活!激しく腰を振りまくる浦島太郎さん!めでたしめでたし!
ネタバレ、ごめんなさい。
あと、一寸法師の物語もおもしろかったです。打出の小槌で大きくするのはなに?もうお分かりですよね。めでたしめでたし。
ゲームコーナーでおもしろかったのは、もぐら叩きです。もちろん、秘宝館なので、もぐらではなくて、松茸です。
最後のお土産コーナーに着いた時、閉館時間まであと10分くらいのせいか、係の方がもう半分片付けかけていました。買いたいからとお願いして開けてもらいました。
もっちー『いちばん人気があるのはどれですか?』
おじさん『このボッキーですね。これがいちばんよく出てますよ。中身はポッキーですが、ボッキーです。ボッキーです。』(なぜか、ボッキーをリピート)
もっちー『ボッキー!これ、下さい!あと、ちん◯んのチョコレートと48手のトランプ』
外に出ると、少し薄暗くなっていました。
玄関前で記念撮影していると、もうおじさんがカーテンを引いていました。
閉館時間までギリギリまでたっぷり満喫しましたよ。これだけ楽しんでも、また行きたくなるのが秘宝館の魅力ですよね。
これからも、まだ各地で、観光地図などに載せてもらえずに密かに営業している秘宝館っぽい施設を巡っていきたいと思っています。
楽しくて楽しくて笑いまくり、閉館時間までたっぷり満喫した変態親子でした。
長女『変態ちゃうわ!』