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路線バスの路線再編が再び加速しています。今回の再編は路線の縮小・廃止・減便です。

原因は2024年問題として話題になっている「運転手不足」です。これには法律の改正により乗務員が勤務出来る時間が限られてきます。そこに新型コロナウイルス感染拡大による路線バスの減便により乗務員が削減されたことも一つの要因です。

全国のバス会社において、この「運転手不足」が深刻化しており、乗務員の採用活動は続けているものの乗務員確保には時間も要するほか確保自体が困難であるという問題もあります。

結果、特に不採算路線については縮小または廃止するしかないという事態になっています。

 

長電バス(長野市内)では日曜の路線バスはすべて運休とされています。北海道中央バス(札幌市内)についても地下鉄と並走する路線は廃止又は縮小化されています。

和歌山バスについても今年9月には不採算路線の廃止に向けて手続きされています。

 

このように、路線バスを取り巻く環境は深刻化しています。地域の足ともいえる路線バスの確保が困難であるということです。

これは何年も前から分かっていたことですが、にもかかわらず何も取り組んでこなかった結果がこうして現れているわけです。

 

路線バスの衰退=都市の衰退化・過疎化を意味します。また、そのような問題がより加速化するということです。「地方活性」の逆のことをしているということになります。

 

今となっては「時すでに遅し」ですが、本気でこの問題に取り組むのであればまさしく「今」でしょう。「今」すぐにでも取り組まなければ、これはとんでもない問題となります。

今こそ路線バス問題を行政・国民かかわらず全員が一丸となって取り組む時にきているのです。