温泉の効能の一つ、物理効果です。その、物理効果にも大きく3つに分けられす。そのうちの一つ、「温熱効果」についてみていきたいと思います。


①温熱効果

 温熱効果とは、湯の中に入ることにより、血行がよくなる効果のことをいいます。血行が良くなることにより、体も良くなり、体内の不要物を排泄させます。

よくいわれる疲労回復は、疲労物質「乳酸」が排泄されることにより回復します。

ということは、温泉ではなくても、銭湯や皆さまご自宅のお風呂でも得られる効果、ということになりますね。

熱い湯(温泉)は、緊張や興奮の自律神経である「交感神経」を刺激します。基本的に42℃以上がこのパターンにあてはまります。

ぬるい湯(温泉)は、リラックスの自律神経である「副交感神経」を刺激します。基本的には37~40℃がこのパターンにあてはまります。