それでは、二酸化炭素泉の特徴についての講義を始めたいと思います。
二酸化炭素泉とは、字のとおり二酸化炭素(正しくは遊離二酸化炭素)を含む温泉のことをいいます。二酸化炭素ですので、炭酸ガスであります。
★「二酸化炭素泉」の特徴
1、泉温が高くなると炭酸が気化・遊離→一般的に泉温が低い
2、「泡の湯」と呼ばれている
3、炭酸ガスを皮膚から吸収→毛細血管・細小動脈拡張→血液の循環が良くなる→温まる
4、血液の循環が良くなる→血圧を低下させる
5、「心臓の湯」→高血圧や心臓病に効く
6、湯あたりしにくい
では、二酸化炭素泉の温泉はどこにあるのでしょうか。「三大/四大稀少泉質」って学びましたよねそのうちの一つです。
ということは、珍しい泉質で、数が少ないということが分かりますね
それでは、代表的な温泉地をご紹介します。
みちのく(青森)・玉川(秋田)・花山(和歌山)・長湯(大分)
以上、代表的なところを挙げてみました。
これで、二酸化炭素泉の特徴についての講義を終わります。