結婚願望のない彼が何故、婚約したのか?
その経緯と彼の思いを残しておきたいと思います。




この記事では同棲から婚約に至ったところまで。
同棲までの経緯・婚約までの経緯1はこちら↓


彼との思い出がどんどん濃くなっていく中で

「別れることをすんなり受け入れて、後悔しないかな?」

「別れたくないと言ったら、彼はどうするだろう?」


と考えるようになって、

わたしの強気な思考回路は


「どうせ別れるなら、別れたくないと言ってみるか。」


という結論を導き出した。

(どういう方程式だったのか、いまでもよくわからない。)





gotoトラベルを利用して

少し良い温泉に泊まった時、勇気を出して

「まだ一緒にいたいんだけど、どう思う?」って聞いてみた。


彼は少し考えて、「うん、そう思う。」と言ってくれた。





そのあとこの話題に触れることはなかったので

いっときの気持ちだったのか、

同じ気持ちだけど、結婚はしたくないのか、

判断できなかった。



旅行の後、年末あたりに

彼のお母さんの家でごはんを食べていたら、


お母さんが唐突に(なんの脈絡もなく)

「それで結婚はいつするの?」と聞いてきた。


気まずくて彼の方を見たら、彼も吹き出していたけど

「来年するよ。」と言った。


わたしは寝耳に水すぎて

「そうなの?!」と言ってしまったけど、


お母さんは全然気づいてなくて

「そうよね!ずっとそのままじゃいられないものね!」

とものすごく喜んでくれた。

(本当にかわいい人で好き。笑)





お母さんの家からの帰り道、本気なのか聞いてみたら

(結婚するの)嫌?」と聞き返されて

嫌じゃない、と答えて結婚することになった。


彼の中では

辛い時に側にいたことと、温泉でのわたしの言葉が

結婚を考える理由になったみたい。





プロポーズの言葉やサプライズの花束も無かったし、

悩んでた時間なんだった?って程あっけなく決まったけど、


一生忘れたくない出来事。

いつか、子どもや孫にも惚気たい。

(たぶん聞きたくないと思うけど)

その時の照れてる彼を見たい。


ちなみに夢だった海外移住は

定年後にふたりで行くことにしました。






この記事を書きながら、

別れが怖くなった日を思い返したり、

彼との未来を想像できるようになった日を思うと


改めて彼を大切にしなきゃと感じました。


きっとまた別れが怖くなる日がくるから、

後悔しないように精一杯大切にする!