妖怪ストリートで金魚屋さんを見たって話をしましたが、金魚については学生の頃色々ありましたので今朝はそんな話を書いてみることにいたしましょう。


学生の頃、学祭において我が部活は忙しくて店番が一人で済む金魚すくいを営んでおりました。
近くに小学校があり、そこの悪ガキが来るので結構賑わっておったのであります。


しかし、この金魚すくいなるモノが可愛くもなんでもなく、タダ単に地獄の様な存在である事に学祭最終日の打ち上げの際に気づくのでありました。



打ち上げの際、幹部の方々がポリバケツの中から
1人ずつにコップに入れた金魚を配っているのです。

「〇〇君、良く頑張ってくれました。よって3匹」

と紙コップに入れて渡します。
私は初め、それを持って家や下宿に帰って育てろということかなと思っていました。





違いました!



2回生はそれを一気に飲み干しているではありませんか!


こいつらはバカか?!


配っている3回生の幹部は一升瓶の日本酒を注いで、そこに網ですくった金魚を入れています。
これは、アルコール消毒だと後で言われましたが、たかだか日本酒のアルコールぐらいで菌が死ぬかい!
ヤクザ映画の観すぎやろ!

昔、テレビジョッキーという土居まさるがMCの番組で人間ポンプという変な芸をする素人がいて、口から飲んだ金魚を食道まで入れて吐き出すという事をやっていましたが、先輩方は飲んだままです。
決して後で赤いヤツ、黒いヤツと宣言して口から出したりしません。完全に飲み込んでいます。

だいたい1匹〜3匹を配られています。
みんな若干えづきながら飲み込んでおり、私は正直その場から逃げ出したい欲求に駆られておりました。

しかし、とうとう私の名前が呼ばれたのです。
同回生の中でも割と目立っておりましたので、3匹は覚悟しておりました。



「オマエは7匹!」




「え!!!?」

一瞬凍りつきましたが、冗談だと思い薄ら笑いを浮かべておりましたところ、ドバドバと金魚が紙コップに入れられます。

紙コップの中を見ると赤いんです。

どうしたかって?

飲みましたがな!食道をぴちぴち跳ね回る…

いや心臓に悪いから実況は辞めておきます。


良識ある皆さん!
白魚のおどり食いやアナゴの稚魚ののれそれなる物は食っても良いですが、金魚は食い物ではございません。

分かっとるわ!そんなもん!


2回生になり、回避しなければと策を練ったお話は次回書いてみたいと思います。