夏休みの間はゴルフも2回しましたが、両親と2泊3日の

旅行に行って来ました。


初日は谷川岳の一の倉沢へ。

そして宿は、苗場、三国峠温泉の御宿本陣 というところに

泊まりました。



正直交通の便は良くないですが、とてもいい宿でした。


何が良かったかというと、”おもてなし”。

温泉宿ですが、お風呂は大きくないし…見晴らしも…露天

風呂からは宿の建物しか見えないし…。

でも、すごく面倒なことを、手間をかけてくれる宿でした。



食事も部屋食だと、最初に料理が全部出て…

温かく食べるべきものが冷たく…

ということが少なくありません。



もちろん、一品一品持ってきてくれるところもありますが…

あれはあれでちょっとうざったかったりもするもので…カップ

ルで行ったとしたら、特にそう感じるでしょう。



で、ここは最初にほとんどの料理が出てきました。

固形燃料で温めるものとかには火を入れてくれて…



その後、岩魚(だったっけ)は焼きたてを、てんぷらは揚げたて

をもってきてくれました。


多くの宿ではコスト削減ということで、人件費を削り、いかに効

率良く”まわすか”ということを考えているのではないかと思い

ますが、この宿は逆だったように思います。



正直焼きたてを出す、揚げたてを出す…効率は悪いと思います。



でも、ここの宿では効率よりも、いかにお客さんにくつろいでもら

えるかというのを大切にしているのではないかと感じました。


そういうのが従業員教育として行き届いているのではないかと感

じられます。

というのも…食べるのが早い我が家は、デザートが来る前にTV

のあるテーブルの方に移動してしまっていました。



デザートとお茶を持ってきたので、膳の方に戻ろうとしたら…

「あっ、いいですよ」

とうちらがいる方にまで持ってきてくれました。



小さなことですが、それが自然にされていたのがちょっと感動し

ました。



布団を敷いてくれる人たちはポットを換えてくれたり…

効率の悪いことをやりつつも、その中では効率を求める…

そんな姿がいいな、いい宿だなと感じました。



宿側の都合での効率ではなくて、お客の求めるものを…

ある意味当たり前かもしれませんが、温かいものは温かく、冷た

いものは冷たく…

お客が喜ぶことを追求している姿勢を感じられて良かったです。



宿が大事にするポリシーといいますか、原点をお題目だけでは

なく、浸透させている宿なんだと思います。



1点だけ残念だったのは、朝食後のAM8時にお風呂に入ろうと

思ったら…24時間風呂なのに清掃中。

立ち寄り湯もやっているから、どこかで清掃はしなきゃいけない

と思いますが…

「えっ!?宿泊客と立ち寄り客のどっちが大事、”お客”なの!?」

と思ってしまいましたが…。



でも、総合的にまた来たいなと感じさせられる宿でした。

ちゃんと上記の点も指摘してきましたので…次行く事があったら

楽しみです。



よく塾頭がおっしゃっている、「効率ではなく効果を狙え」というの

を実体験として感じられました。



逆に2泊目に泊まった白馬のあるホテルは…まぁコスト削減を

推し進めているのでしょう…食事も朝晩ともにバイキング…は

いいとしても、何の手作り感も地域”らしさ”もない。


ツアー客とかがメインで、一見さん相手の商売をしているのが

よく伝わってきました。

ツアーで来たお客を、今度は個別に来てもらえるようにする…

それができなければ今後商いはジリ貧だろうに…と感じました。


「おかしいんじゃない!?」

と感じることがいくつかあっても、アンケート用紙があってもそれ

を書く気にすら起きない…そんなホテルでした。



と、そんなことを感じたいい旅行だったと思います。

後はそれを評論家で言っているだけではなく、自分の仕事に結

びつけていけるように、実践につなげていけるようにしたいと思い

ます。