プロ・ドラマー友田真吾さん
その会社に行ってまいりました。
彼は様々な仕事を経験の後、ハイリーズという会社を立ち上げ、独自開発のキューブマイクというピックアップマイクとともに、エレキトリック・ドラムの製作および販売をしております。
http://music.geocities.jp/tomosinpsd/
実は昨年、いやそれ以前から、のこぎりのエレキ化が出来ないだろうか?と思案しておりました。
ヤマハさんの協力の下たくさんのマイクで実験をしたのですが、どうにも擦過音がじゃまをして頭打ち状態になっていました。
そんな中、この「ハイリーズ・キューブマイク」もネットで見つけて存在は知ったのですが、「ドラム用だから、音の特性上あわないんじゃないだろうか?」と勝手な憶測によりそのままにしていました。
ところが、昨年のクリスマスパーティーで偶然この友田さんと知り合い、3月に再びお会いしたときに「使える!」と確信したのでありました。
まずは実験的にクリップで仮止めした状態。
今日初めて知ったのですが、このマイク、振動を拾うタイプなのに圧着の必要がないとのこと!
つまり本体の振動をさえぎることなく、その上設置箇所を選ぶことなくセットできるんです!!
これだけでも画期的!!!
まずは数ミリ浮かした状態で録音テスト。
先にお断りしておきますが、どのテストでものこぎりの音自体はよく録れてました。
ただ、どうしても、のこぎり仲間で気にしてるのが「擦過音」なので、僕も結構神経質にその部分に言及させていただきました。(ちょっと呆れられたかもしれません・苦笑)
続いて、1センチくらい浮かせて録音。
これは、過去の経験上、接地するほど直に擦過音を拾う傾向にあったので、遠ざけてみました。
ダイナミックマイクなどはこの方が有効でした。
ところが、キューブマイクではどうもそうではなく、「近づけるほどゲインが大きくなるから擦過音の割合が小さくなる」と発想を変えて今度は触れないギリギリのところでセット。
触れると減衰が早くてのこぎりの良さが失われてしまいました。
それぞれで、音の調整を試みてくれている友田さん
そして、2時間が過ぎたころ、ようやく「これだね」というところに行き着きました。
終わったら「ドラムとセッションしようね」と言っていただいてたんですが、僕が次の予定の時間に食い込んできてしまったため、残念ながらセッションはあきらめてこの場はお別れとなりました。
なんか最後にバタバタしてしまって、スイマセンでした。。。
エフェクターとシールドも安くで付けていただきまして感謝です!!(^o^)
大きな一歩となった気がします。(^^)