(過去のお話です)
ハッピーリボンは、たびたび失神を繰り返し、最期の方は1日何度も気を失って倒れてました。
目を見開いてビシッと身体が硬直した姿。
お腹は微かに動いているけどまるで生気を感じさせない姿のまま5~10分程、その間は失禁もしてました。
しばらくするとパチッとまばたきして、正気に戻る。
大丈夫だよ気にしない気にしない
ハッピーリボンは本当に可愛いね~
日に日に元気がなく寝てることが増えて来て
ふひひっ♪
耳がめっきり(殆んど)聞こえなくなった婦長オンプは知らない。
ハッピーの夜の顔を、、、
ウー・・・ッ
ウォー、ウォー
ウォーッ!
うおおぉぉーっ!!
ええっ?誰誰?
うちでコンサート開くアイドルいたっけ!?てか絶叫する系のアイドル?!
慌てて飛び起きて近づくとそこには我が家のアイドル
ハッピーリボンがいました。
そう
夜の徘徊&夜鳴きもしてたんです。
それはそれは可愛い美声で『ウォーウォーウォー♪』
![チュー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/008.png)
素敵なソロコンサート を
変態お母さんは毎晩堪能させて頂きました
もうその頃はお薬も効かなくなって来てたのか、意識があると夜から朝にかけて徘徊、ソファーと窓のすき間に必死に入り込もうとしたり、絶叫、疲れて失神。
朝から晩まで気が抜けない状態で。
一度、失神する寸前でこのまま倒れたら頭を怪我する場所だったので咄嗟に『危ない!』と頭の下に手を入れて支えるつもりの私と、意識無くしバランス崩したリボン。
気が付いたら私の手首を口に入れたまま失神、ガチッと硬直してしまって。
手首をガッツリ噛まれてしまい、痛くて涙出ながらリボンの口を開けようとしても意識がないから全く動かず、いや~焦りましたf(^_^;
その日病院に行って手首の傷あと見せながら笑い話にしようとしたら先生から『危険です!気をつけてくださいよ』真面目な顔で注意されました。
噛まれて出血した傷口は不思議なことに2日で跡形もなく消えて、お父さんから『ウッソ!?』
丈夫な身体に育った自分を、自分で褒めました(〃ω〃)
ハッピーリボンが息を引き取り
死亡届を提出するため病院へと行きました。
冷たくなった身体を暖かい毛布で包んでベッドに乗せて
病院に着くと他にもお客さんがいましたが、私達の様子を見て先に順番を譲ってくれました。
先生もスタッフさんも神妙な顔で受け入れてくれて
『リボンくん頑張りましたね』
『オンプさん家に来てリボンくん幸せだったと思いますよ』
ジワッと涙が出そうになりましたが
『ん~?夜中に亡くなったんですよね?だいぶ時間経ってる、、、その割にはまだ柔らかいな〜グイグイっ』
リボンのお腹をグイグイ押して柔らかさを確かめる先生に、涙引っ込みました。
(うわ〜っリボンが生きていたら怒りそうなことを〜)
後日、ハッピーリボンがお世話になったお礼も兼ねて菓子折り持って病院に行ったら先生はコロナに掛かってお休みでした。
聞けばハッピーリボンの診察をした後、午後からいきなり咳こみ始めて、診断受けたらコロナだったそうで。
(ハッピーリボンの逆襲だ!!)
な~んて、今でもそう思っています(笑)
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