不安な気持ちを抱えながら入院準備を進め、いよいよ入院の日がやってきました。
今回は生検で3泊4日と短いので、「送り迎えも要らないし、病院に来なくていいから」と家族に伝えました。
息子の高校準備をしてもらわなければならないし。
杖を使えば歩行はできるし、帰りはタクシーを使うことがわかっていたので、行きは当分乗ることはなさそうな地下鉄を使うことにしました。
軟部肉腫患者はどれもこれも稀なので、空いているベッドに放り込まれます。
このときは婦人科の部屋で、私以外の3人は全員乳がんの患者さんでした。
入院翌日が生検のための手術。
手術そのものは麻酔をしているうちに終わったのですが、麻酔が切れた後は切った部分が酷く痛くて
痛いことを訴えて色々薬を追加してもらったのですが、なかなか効かず。
痛みで悪夢を見ながら一晩過ごしました。
手術翌日の午前中はまだまだ痛みが強くて、隣の患者さんにも同情されるほどでしたが、午後にはだいぶ落ち着いて、同じ部屋の人達と話ができる程度には元気になりました。
理学療法士から松葉杖の使い方を教えてもらい、歩き回ることもできるように。
切った踵に気を付けて生活するようにと言われ、予定通り4日で退院。
お昼前に家に着いたのですが、私の入院で主人が疲れたらしく体調不良になっていました
大変だったんだろうとは思いますし、私も結構辛い目に遭っていたしで、何とも言えない気持ちになりました。