「令和」になりました
どんな時代になっていくのか楽しみですね。
今回のブログのタイトルは、私の病気に対する意識、姿勢のようなものです。
もう少し詳しく言うと
「病気と闘う」のではなく「病気と向き合う」
「諦める」のではなく「受け入れる」
という感じ。
闘病のカテゴリーの中に仕方なく入っていますが、私は病気と闘うつもりはありません。
というより、闘う術が無いのです。
闘う相手がわかっていて、勝てる方法があるのなら、それがどんなに大変でも闘った方が良いと思います。
ですが、有効な治療法が無い中で、一体何を頑張るべきなのでしょう。
こんな風に言うと、「諦めちゃダメだ!」「きっと治るから頑張れ!」と言われがちです。
治療法が無い病気になった私が悪いんですか?
長く生きられない私が悪いんですか?
こんな私は受け入れてもらえないんですか?
私の考え方は少数派かもしれません。
でも軽々しく「頑張れ!」と言って、想像を絶する辛さを既に味わっているがん患者を追い詰めることが、果たして正しいと言えるのでしょうか。
病気や治療で疲弊している上に、罪悪感まで背負い込ませるのは、残酷過ぎませんか?
もちろん、励ましてくれる皆さんに悪意が無いのも重々承知です、それでも…。
私は自分の状況を出来る限り正しく認識しながら、穏やかに最期の日まで生きられればそれで十分。
「あなたの考えを尊重するよ」
そう言ってくれる人がいても良い気がします。
なかなかそんなことを言ってくれる人もいないので、せめて自分だけでも、自分の考えを認めてあげようと思っています。
なんだかおめでたい日に愚痴っぽくなってしまいましたねすみません。