しめいのひとりごと

今年もクリスマスを迎えるシーズンとなりました。私達家族がドイツのベルリンに留学していた頃、11月になると広い公園は深い雪でおおわれます。
そして遠くの方に真綿の様な白い雪をかぶったもみの木があちこちに立っていて、その美しい姿に見とれたものでした。
目をとじると今もその情景が浮かび、もみの木を讃える歌が聞こえてくる様です。
クリスマスが近づくと、子どもたちは一日毎にカレンダーについている窓を明けながら、クリスマスの日を待ちこがれます。
そしてクリスマスの日には、どの家からもイエス様のご降誕をお祝いする暖かいローソクの火が窓辺にともり、賛美歌が聞こえてきます。日本のお正月を思わせる様な静けさがあたりを包みます。
悲しい出来事の多い昨今、心からクリスマスを祝し平和を願います。