
3冊目はこれ。「しろいろの街の、その骨の体温の」
王様のブランチで紹介されていた村田紗耶香さん。
その人の入門編として西加奈子さんがお勧めされていた本がこれです。
主人公女の子👧ゆか
小学生5年生から中学2、3年生までのお話。
自分は冴えないクラスでは下から二番目のグループの存在。
それを自覚して目立たず、波風立てず生きてきた。
ゆかは小学校では、
八方美人でおしゃれ、皆の人気者の若葉ちゃんと、
ちょっと考え方が子供で、空気が読めない信子ちゃんと一緒に行動してた。
そんなに仲が特別良いわけでもなく、ただ無難に生きていくためのグループというクラスの括り。
小学校では、まだ人の価値に優劣なんてものは存在せず、可愛いものだったのかもしれない。
それは、中学へ上がるにつれて、スクールカーストという名で私たちに暗黙のルールを作るのである。
中学での主人公、ゆかは無難に波風立てず生きていた。
若葉ちゃんは、上位のカーストにいるが、クラスのリーダー的な存在の女の子の顔色ばかりうかがって行動しているので、昔の輝きは失っていた。
もう一人、信子ちゃんは、一番下のカーストで、男子に女の子扱いされず、空気のような存在であった。
ゆかは、そんな二人を見て、見下しているのであった。二人というか、クラスの皆を見下してるんだけども。
この女の子の熾烈なスクールカーストを描いていく一方で、恋の方も描かれている。
といっても、ゆかの恋心を、恋心と一言で片付けて良いのか分からない。とても歪んでいると思った。
まぁ、そんなありふれたスクールカースト。
誰もが1度は肌で感じたことがあるだろう。
女の子はきっと自然とその雰囲気を察知する能力があるのだろうと思う。怖い。
身近にあったからこそ、怖くて、気持ち悪くて、共感して、自分が嫌になった。
主人公、信子、若葉。
それぞれの葛藤の部分が、少なくとも私の一部と重なる部分があったからだ。
共感しすぎて、吐き気がした。
確かに、私もきっとクラスの皆を見下すことによって自分の中のなにかを守ろうとしてた。
上のグループの子には無難な対応したし、世界が違うんだって思ってた。そうやって線引きをすることで自分を守ってた。そして、嫌われないように、はぶられないように必死だった気がする。
これは、男の子は知らないけど女の子には元々兼ね備えられている能力なんだと思う。
そして、好きな人には告白せず、見つめるだけで幸せな毎日でいい。何も自分から動かない。
それだけでいい。これが自分達の身分相応の恋。
だって、女の子に見られないから。見てくれないから。
すごい、よくわかる。
自分も同じ事を思ってたから。
上のグループの人を幸せさんとゆかは呼んでいたけど私もそうだと思う。
だって、こういうことを必死で考えてるのって下って自覚して人だから。
こんなの、くだらないのにね(笑)
昔の自分にとっては大切なことだったなんてね。
くっだらない。
すごく苦しい。
この本に出会って良かった。
色んな人に見てもらいたいけど、刺激強すぎると思うwwwwww
こういう本好き。
でも、疑問が1つ。
結局、主人公のゆかと、カースト上位の男の子は結ばれるのですが、なんで、男の子がゆかを好きになったのか分からない。
しかも、描写だとゆかの顔は、可愛い訳ではない。
そして、ゆかは男の子に昔からひどいことをしてきた。性犯罪的な。
なのに、好きになれるってなんで????
こんなの、励ましにもならないんだけど。
特殊すぎる。
これについて、誰か解釈お願いします。
中学とかに読んでみたらどうだったんだろう。
そう思える。

1番心に刺さった文。
胸が痛い。
本当にそう思う。
道徳の考えは皆分かってる。
けど、実行するかどうかってやっぱり違う。
本当の意味での道徳的実戦力を身に付けさせるのって難しいんだなって思った。
なんか、思い知らされたというか、思い出したというか。
教師の立場ではどうにもこうにもならないな。
なんとかできないのかな。
なにができるのかな?
自分の経験を生かしたい。
恩師から戴いた言葉を信じて糧にして、
頑張る!!!!!!
また、そんな風に考えさせてもくれた1冊でした。
読んで損はない。
一気に読んじゃった。
やっぱり、本はいいね。
違う世界へ連れていってくれるから。
本当にそのときが心地よい。
最近本読んでなかったから、止まんないwww
やっぱりすきだぁ。。。( ^∀^)
