外装リフレッシュ工事スタートに思うデフレ下の経済白書のような現実 | タイトハンマーブログ

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わが家のリフォーム専門店

先週から、T様邸の屋根・外壁の塗替え工事が着工しました。

 

 

こちらの現場は高台にあり、なかなか眺望が良くて枚方、交野、生駒山が見渡せます。

 

初秋の陽ざしは大分穏やかになり、しばらく屋根の上に佇んで居たくなります。

 

 

一週間以上前に着工していたらこの屋根の上は灼熱の地獄だったはずです。

 

しかし9月も後半になるとかなりましです。

 

お施主様からは、お盆明けに発注はいただいていたのですが、灼熱の炎天下で職人達がグダグダになって仕事をするよりも、快適に気分良く、能率良く仕事ができるようにわざと1ヶ月弱、着工を遅らせました。

 

そのほうがお施主様にとってもメリットとなります。

 

そういえば、こちらの案件は5年ほど前に話をいただいて、見積りを提出していました。

 

その後別件で声は掛けてもらっても、外装工事の件は特に触れられることもなく、私も触れませんでした。

 

それがこの度、7月に再び話が動き出し、先週着工したのですが、見積り金額は当時のままです。

 

5年も経って価格に変動がなく実行できると言うことはデフレ経済下では当然とはいえ、経済成長していないと言う事の証明でもあります。

 

日本経済はよく失われた20年などと言われますが、私は異論はございません。

 

20年前の工事見積りでも十分通用します!!

 

災害や原油価格や通貨レートなどによって値上がりしているものもあるけれど、まず人件費などは私がこの仕事を始めた頃からほぼ変動なしではないか思います!!

 

寧ろ過去を思い返してみると下がっている分野があるぐらいではないかと思います。

 

例えどんなに政府や官庁が不正統計を行なっても、我々の記憶までは消せません!

 

そろそろ住宅リフォームも繁忙期を迎えます。

 

今年はコロナ禍で動きが鈍るのかなと思っていたのですが、だんだんと弊社の案件はあっちこっち動き始めました。

 

エンストを起こさずスムーズに走り続けられればいいのですが、コロナ禍をなんとか乗り越えなければ!!