つい先日のこと。
とある古い友人に手紙を送ったら、お返事が来てとっても嬉しかった





小学校5、6年。おんなじクラスで家も近所。とっても仲良しだったけど、中学進学とともに友人は遠くへ引っ越ししてしまいました。
それからずーーっと、一度も会うことなく、文通を続けること……なんと16年





大人になってお互い忙しくなってからは、年単位で途切れ途切れだったりだけど、それでも文通だけは細く長く続いてて。
今回は三年ぶりくらいの近況報告会





彼女が、手紙の最後に
「いつか岩手でもコンサートしてね。絶対家族で聴きにいきます。」と書いてくれて。
必ず叶えます。待っててね





私には叶えたいコンサートがあります。
星が綺麗な町で、小さなコンサートを開くこと。プログラムは、J.S.バッハのゴルトベルク変奏曲。
修士演奏、先のリサイタルを通してわかったことがふたつあります。
ひとつめは、ゴルトベルク変奏曲は、どんな方でも、工夫次第で聴ける。クラシック音楽はじめましての方でも、老若男女問わず。
ふたつめは、ゴルトベルク変奏曲は、人間的な視点だけじゃ、弾けない。
ゴルトベルク変奏曲は人間の化身であり、宇宙なんだ、と。。
わたし、構築が「数学的に美しい
」とか、正直まだ分からないんです。ってずーーっと逃げてきた。数学苦手〜〜って。。
」とか、正直まだ分からないんです。ってずーーっと逃げてきた。数学苦手〜〜って。。でも、今は分かりたい。何としても。なんで「美しい」って感じるのか、知りたい。
私が修士演奏にゴルトベルク変奏曲を選んだきっかけのひとつは、大学院で受けた、宇宙物理学者・佐治晴夫先生の講義でした。いま思えば、あれが種でした。
佐治先生にお礼を言って、ゴルトベルクを聴いていただく。いまの私の目標です。
(畏れ多いけど書かずにはいられなかった



)




)ともあれ、ゴルトベルク変奏曲に限らず、色々な作曲家の作品も、そういった視点からも勉強していきたいと思います。
これからは、関西に留まらず、色々な街で演奏していこうと思います。
今日のBGMは。
アレグリのミゼレーレ
合唱って、聴いててたまに猛烈にゾワッとしますやん?あれ何でなんやろ。
おのあや
