

英語のテストの平均点200点中約80点
身近なところでは約110点の生徒がいます。
その点数を聞いて、どう思いましたか?
平均点プラス30点(だから結構良い)と思ってしまってませんか?
僕が高1のときだったらどう思うかというと
「前回のテストからマイナス70点」です。
君たちの同級生の中の数人にとっても同じ感想でしょう。
3ヶ月前、最初のテストがものすごく大事と言ったのはそういうことです。
平均点を超えたからと言って自分自身に及第点を与えてるうちはトップ層とそもそも立ち位置が違うんだということをわかってないといけません。
同じ110点でもそれを「平均点プラス30点」と見るか「前回のテストマイナス70点」と見るかによって今後の成長が大きく変わります。
ちなみに、「前回のテストの平均点が高かった場合はどうなんだ」とかいう批判は受け付けませんよ?
トップ層は平均点にかかわらず高得点を取るものです。平均点が低ければ偏差値が上がるだけ。
だから今、まさにこの批判が頭に思い浮かんだという人は残念ながらそういう成績しかとったことがないということです(ちなみに、やや喧嘩腰なこの言い方はこのブログを読んでほしい君たちに対してのものではなく、一般の読者に対するものです。関係ない人が結構見てたりするので。)
平均点が全く参考にならないとは言いませんが、自分の中で「基準」とするのは平均点そのものではなく「平均点プラス○点」などにすべきです。
ちなみに僕の場合は「クラスで1,2位に入る」というのを基準にしてました。
相手の顔も見えるんでそれなりにやりがいがあります。
予定通り、英単語兼英作文の授業をしました。
今回はいつもよりもしゃべりまくって、聴いてた方もかなり疲れたんじゃないかと。
というわけで、最後までどうもありがとう。
授業をしてて思うのはやっぱり生徒が喜ぶのは「ここでしかされない話」を聴いているとき。
もちろんどんな話でもいいかというとそうではなく、
それによって今まで見えていなかった「新しい世界」が見えることが大事。
同じものでも角度を変えてみることによって「新しい世界」が見えます。
「普通の人がこうとしか見れないものをこう見ることができる」
それってすばらしいことだと僕は思います。
前々から言ってることですが、僕は学歴を批判したり、「勉強ができても意味がない」といった発言をする人は嫌いです。
正しく学べば普通の人には見えない角度から物事を見ることができるようになるんです。
それってすばらしいことですよね。
だから、学歴を批判したり、「勉強ができても意味がない」といった発言をする人に対する僕の反論はこうです。
悪いのは「学歴」でも「勉強」でもない、
「新しい世界」を見せることができない教える側にあるんだと。
正しく学んだ「勉強」は人を成長させてくれる。
だから勉強ができることはすばらしいことだし、その延長線上にある「学歴」も同じです。
「学歴」も手に入れた上で、最終的には「学歴」ではなく、「自分」で勝負できる人間になってください(いつかのブログにも同じようなことを書いた覚えがあります)。
今週の単語テスト(という名の英作文テスト)は最大のメインが仮定法ですね。
学校で習ってないから、そもそも「仮定法」って言葉自体を知らない人がほとんど、名前くらい聞いたことがあったとしてもこの英文を仮定法の文だと分かってる人はゼロの状態で英作文をやらされるんですね。
あとは重要な前置詞のオンパレードです。
おそらく①inなのかonなのかofなのか暗記しようとして挫折する、②テストの瞬間だけ覚えて次の日(というかおそらく1時間後)にはきれいさっぱり忘れる、③その例文だけ覚えて結局使えない
のどれかに陥るのが容易に予想されます。
まじめな人は前置詞の意味を辞書で調べたりするんでしょうか?
時間の無駄なのでやめてくださいね。そんな暇あったらもっと違う勉強をしてください。
辞書引いても結局わからなかったってなる可能性も大ですし。
もちろん、僕はひとつひとつ丁寧に、記憶に刻みつくように解説するつもりです。
これまでがそうであったように。
コーパスの第6回の小テストの間違いを指摘しておきます。
(6)「私たちは古い電話を新しいものに取り替えた。」の文で、正解が
We replaced our old phone with new one.
になってましたけど、正しくは
We replaced our old phone with a new one.
です(訂正があったクラスもあったんでしょうか?)。
代名詞のoneは少しだけ難しくて、
単独で用いる場合はa[an]はつかず、複数形(ones)にもなりません。
一方、oneに形容詞をつけるとa[an]が必要になります。この場合、複数形も可です。
まあ、どの文法書にも書いてあることですが。
というわけで、テストで上記の問題が出たときに
We replaced our old phone with new one.
を書いたら×になりますので注意してください。必ずnewの前にaをつけてください。
大問2(1)「5分後に離陸致します」
「離陸する」はtake offで基本です。
で、多くの生徒がそれだけに目を奪われて、「5分後」で間違えます。
おそらく9割の生徒が「after five minutes」と書いて間違えます。
でも、これは中学のときに僕は教えてます。たぶんトータルで5回は言ってます。
正解は「in five minutes」です。
このinを見たときに、99.9%の人が「5分以内」と考えます。
参考書の類でも「5分『で』」というあいまいな和訳になってることが多いです。
でも僕はこれをはっきりと「5分後」と教えてます。
僕は君たちが中学の時の時点で、高校に入ってからも役に立つ英語を教えるということをモットーに授業をしてきました。
それが今回の問題で出てきて証明されたわけです。
あえて厳しい言い方をします。
僕が教えた生徒でもこの問題を間違えた人、僕が教えた意味はほぼゼロだと思います。
身に付いてないことだらけです。この問題すらできなかったということは僕が教えたことで身に付いてないことが他にもたくさんあるってことでしょう。
大問3A(2)「彼らはジェーンに謝らなければならなかった。」 They ( ) Jane.
前回のテストで目玉と言っていたapologizeがここで出ました。
予想される間違いをレベルの低い順から列挙していきます。
・「謝る」が書けない(おそらく7割)
・ must apologize(これは1割未満)
・ had to apologize(2割強)
というわけで9割以上の生徒が間違える問題だと思います(授業で説明されていれば別ですが)。
正解は5/14の「ユニコーンワークブックアドバンスド」というブログを見てもらえればわかります。
他にも言いたいことは山ほどあるんですが、時間がいくらあっても足らないので(僕も自分の仕事がしたいので)やめておきます。
最後に一つだけ言っておくと、最後に応用問題が出ましたね。
「応用問題なんか出されたって出来るわけないじゃん」なんていう人がいそうですが、応用問題が出るのは当然です。
そして、他はできたけど応用問題はさっぱりできなかったという人が一番最悪です。
だってそれって結局、英語力ゼロってことでしょ?
自分が見たことのある文章、見たことのある問題しか解けないんだったら英語力なんてさっぱりついてないってことですよ。
このままサイドリーダーだけ読んでても英語ができるようにはなりません。
「倫理死んだ」って声が多かったので、全体的に出来が悪かったのかな。
ちなみに、僕は倫理で学年1位とったことあります。
しかも、本番のセンター試験(97点)
昨日のブログで「対策プリントで8割しか的中しなかったらしょぼい」という話をして思い出したことがあるので、話しておきます。
君たちが中学の時にもらっていた対策プリントは「対策プリント」と呼べるものではありません。
あれは完全な詐欺です。
どう詐欺かというと、もう気づいてたかもしれませんが、「対策プリント」と言っておきながらどっかのテキストの問題をコピーして貼り付けてるだけです。
つまり、「対策」なんて全くしてないってことです。
しかも、自作のプリントに見せかけるためにバレそうなところは修正液で消してコピーするんです。
大人が嫌いになったかもしれませんが、ほとんどの大人が多かれ少なかれ同じようなことをしています。
決めつけるような言い方をして申し訳ないですが、きっと君たちも大人になったら同じようなことをすると思います。
ただし、そうじゃない人もいます。
自分の理想や信念をしっかり持って生きている人だって、数は少なくても確かにいます。
君たちが通っていた塾で、君たちが1年生の時、僕の国語だけはちゃんと過去問の分析をして対策授業をしていました。
各中学のテスト問題を分析してその先生がどういう問題を出すのかはもちろん、ひとりひとりの解答用紙も提出させて採点の厳しいところ、甘いところなどを分析しました。
それだけじゃなく、その子がどういうところで間違っているのか、どういう勉強をすれば点数が伸びるのかも分析してひとりひとり個別にプリント配りましたね。
あれ、相当時間かかってたんですけどね。
この話を聞いて、君たちがどう思うか、どういう大人になりたいかはそれぞれだと思います。
今の時点で思っていることと、将来自分がやっていることが違うということも大いに有り得る話です。ほとんどの人が変わっていくものです。
「知らず知らずのうちに失っていく」という言い方のほうが適切かもしれません。
「こういう大人になりなさい」なんてことを言うつもりはありません。
ただ、ときには自分がどういう大人になりたいかを考えることは大事なんじゃないかと思うだけです。
僕が高校の時に出した答えは「トトロの見える大人になる」です。
P.S.
中2以降の英語のときは僕も対策授業なんて全くしてませんでしたね。
ここぞとばかりに前置詞とか発音の話をしまくってた記憶があります。
言い訳ではなく、その方が対策授業よりずっと価値があったと思っています。
今回の単語テスト、全問的中です。
何回かやってきて、わかったことは英語科の3人のうち、1人は特殊な問題を出すのが好きみたいですね(かなりオブラートに包んだ言い方をしてるつもりです)。
来週の期末テストでは単語帳で44ページ分が範囲(数で言うとざっと英作文600個)で、配点はおそらく100点中30点です。
僕の予想では600個を復習しようとする人は3割くらいで、7割の人が範囲が広すぎてコーパスを後回しにして、結局やらない、もしくは過去のテストの復習だけして終わりになります。
復習しようとする3割のうち、600個を頭から復習しようとして結局できない人が10割です。30点満点は間違いなく0人です。
範囲が600個もありますが、通塾している人は僕が配ったプリントだけをやればいいです。
単に英文を覚えるのではなく、解説をしっかりと頭に叩き込んでください。
そうすることで、英文を丸暗記している人よりずっと英語力がつきます(万が一、暗記して満点取れた人がいたとしても英語力では君たちの方が上になります)。
というか、もうすでに力はついますので復習がずっと楽なはずです。他の人のように、「時間が足らなくて一通り復習できなかった」なんてことにはなりません。
点数で言ったら、30点満点のうち、8~9割が取れます。
まあ、でも8割ってはっきり言ってしょぼいですよね。
平均点は3割だと思いますが、それを踏まえたとしても対策プリントをやったとして8割しかとれなかったら、その対策プリントはしょぼいです。
じゃあなんで僕が8割って言ったかっていうと、僕の言わんとしていることは、8割になったとしたら問題の作成者が3人のうち特殊な問題を入れるのが好きな先生(仮にA先生とします)だったということです。
ちなみに、中間テストではA先生でない人が作った問題では12点中11点的中、A先生が作った問題では18点中12点的中です。
availableを出さなかったのもA先生ですね。
まあ、そんなこともあるもんです。