定例北見市議会一般質問を終えました。



(画像)北海道新聞北見面(23.12.16)の記事は、以前から議場内外で市長に求めてきたものです。

市都市建設部に事前取材する中、新年度(来年4月)を目指していることを察していました。これに伴う条例改正や審議会などのスケジュールについては、議会建設上下水道常任委員会において報告されることと思い、議場では詳細に質しませんでした。
ですが、まず入居要件緩和のゴールを示してほしかったのです。

外国人技能実習生に視点をあてれば、なんども地元漁業協同組合、農業協同組合などから市長に要望が出ている。このことに早く方向性を示してほしい。

単身移住者については、バス運転手不足対策がわたしにとってのきっかけです。
運転の担い手不足でそれぞれの地域で人材を奪い合うような状況。
事業者が道外で就職相談会を開催するとき、希望者から出る不安はまず「住居の確保」についてです。
民間賃貸住宅に入る選択肢もありますが、市としても歓迎し受け入れる。その姿勢もふくめ市営住宅という材料を、市としての移住希望者へのメッセージにしてほしいということです。

運転手確保はリアルタイムで動いています。
「道外からの移住者も単身でも条件を満たせば市営住宅に入れるよう、2024年4月を目標に北見市は考えています。民間賃貸でも市営住宅でも選択肢がふんだんにありますから、北見市で公共交通を担ってほしい」このことばをいま言える状況にし、就職相談会にいらした、北見市ではたらく希望を持つ方を繋ぎ止める材料にしてほしいということなんです。

ただ、この各地の人材の奪い合いで、全国的な公共交通の担い手問題が解決することにはなりません。国や道が積極的な施策を考えなくてはなりません。

わたしの立場としては、まず北見市民と圏域住民のみなさんの移動手段を維持、確保しなくてはなりません。
北見市議会議員ですから。

今回の一般質問では、このほかダイバーシティの推進、人権条例など質問を重ねました。

YouTubeアーカイブについては12月18日(月)午後に北見市議会チャンネルでUPされる見込みです。
あらためて後日、リンクをお知らせします。

公共交通からダイバーシティまで。
公共交通ではバス会社ではたらくみなさんや先駆的施策を進める美幌町役場のご担当者に。
ダイバーシティでは市内LGBTQ当事者など取材でお世話になりました。
心よりお礼申し上げます。