【ボクの2期目をさいごに後押ししたのは浦西孝浩議員だった】
北見市議会は8日、各会派代表質問が終了。市民・連合クラブからは、常呂風力発電と地域防災、外国人共生、障がい者雇用とハラスメント、LGBTQ施策、JR、バス交通…などなど。
どれも魂がこもった浦西孝浩議員の訴えでした。
浦西さんのお話しには、机上だけで効率よく質問を組み立てたような議員とはちがい「生活の実感」があります。

冒頭、公人によるLGBT差別発言を紹介するなかで、浦西さんのお亡くなりになった障がいをもつ息子さんのことを回想されたとき、気のせいかも知れませんが、言葉が詰まったように見えました。
常にひとへの愛、常呂(ところ)への愛を語る姿にボクは目頭が熱くなりました。
 
いまから1年半ほど前だったでしょうか。ボクがポツリと「パートナーシップ宣誓制度も、任期中に実現できそうだから、LGBTQも公共交通も、誰かに託していくという選択肢だってあるし、議員という職業にずっと、しがみつくというようなカタチになってしまうのもどうかと、すら思っている」と。

それを聞いた浦西さんは、
「小野さん、何か実現できたにしても、それはスタートに過ぎないとも言えるんだから、それをちゃんと市が実際に進めていくか検証し、制度の実効性を追いかけていくことも提案した議員の責任だし、これからも期待してくれている、声に出さない、出せない市民はいるんだよ」とさりげなくズバッと。
 
ボクが2期目に突入し、結果的に、パートナーシップ制度の付随メニューの必要性や市民理解、公人による差別発言、バスの運転手不足がより現実的になるなど、やらなくてはならないことが次々と出てきます。
 
1年前の北見市議選。おなじ土俵の浦西さんにも余裕があるわけでもない中、ご自身の宣伝を優先しなくてはならないはずなのに「小野さんが、市民や議会をよくするために、こんなことやっている」とSNSはじめ宣伝してくれました。
自己の利益より、誰かのために、市民のために。
魂と優しさの先輩議員です。

ボクも浦西さんになりたい。
 
きょう、3月9日からは一般質問がはじまります。各会派から9名が登壇。それぞれの視点、テーマから訴える議員の姿を、議場あるいはインターネット中継でぜひご覧ください。