市の #筆談機 応用と #要約筆記 者 #手話通訳 支援


◯筆談機の応用(プロジェクターによる拡大表示)


議員1期目の終盤、中途難失聴者の方々や高齢者のみなさまのために北見市役所窓口に 筆談機の設置を求め、まずは本庁舎に昨年配備されました。


市民のみなさんに、筆談機があることをわかるように表示することとあわせ、この筆談機を応用しパソコン、プロジェクターとつなげ.市イベントなどで話者のことばを文字で表示することついて。この検討も求めていました。


(北見市役所本庁舎 総合窓口横のモニター このほかに窓口カウンターにも筆談機があることを文字でご案内しています)


市は昨年12 #北海道中途難失聴者協会 #オホーツク 支部 北見例会において、当事者のみなさまの前で実証を行いました。

みなさんからは「このような使い方もあるのか」という反応もあったようです。


筆談機は、話している内容を概ね正しく認識していた。と市からわたしへの報告でしたが、筆談機からパソコンへの随時表示については課題が残ったようです。


議会質問に応じ、市担当課が動いてくれたことを評価しますが、これらの結果によりイベント等で活用するには、何かまた別の手段や機器が必要ではないかと、わたしとしても政策課題を新たに見つけたところです。


◯要約筆記者と手話通訳者の支援と待遇

おなじく、過去の議会質問では要約筆記者の派遣制度についても問うています。


わたしが市を取材している限りでは、要約筆記者派遣制度と手話通訳者の待遇改善について、真剣に考えていることが伺えます。


明日、市にレクチャーを要望し説明を受ける予定ですが、市は新年度においてなんらかの事業を考えているようで、施策の前進が見込まれます。追ってご報告します。


手話通訳はもとより、中途難失聴などで手話が使えないひとに対して会話などを要約して文字情報を提供する要約筆記。


これらに携わる方々を支援することは、広くコミュニケーション支援拡充のために重要な施策です。


引き続き、一度二度の議会質問に終わらず、だれもが暮らしやすい北見市の実現のため追いかけていきます。


こういった施策の前進には、先に紹介しました北海道中途難失聴者協会オホーツク支部はじめ、さまざまな団体の活動の結果です。


当事者はだれなのか。そう考えたとき、障がいをお持ちの方が、人口比的に「いわゆるマイノリティ」と考えたとしても、わたし自身もこの社会に住む一員として考えれば、わたしも当事者です。


わたしは、LGBTQでもヘイトにおいても「いわゆる当事者」の声の反映は大事であることに間違いはなくとも、はたして何かしらの不自由な、ときに差別偏見の場面で苦しむ方々に、その方々だけに声をあげさせる苦労を重ねてもよいのかと常に、いまも考えています。


だれもが、そういった意味では当事者なのです。