922日、端野中学校で性の多様性にかかる学習が全生徒を対象に行われ100名以上の生徒のみなさんが学び、保護者の方々も参加。



講師は帯広市在住の国見亮祐さん、たかしさん。

講師のおふたりを端野中の養護の先生にご紹介したことご縁から、学校長のご配慮でわたしも見学させていただきました。


端野中生徒のみなさんの素直な学ぶ姿勢、好奇心に感動しました。


若い頃からこういったことを学ぶ機会は、それぞれの価値を認め尊重しあうおとなに成長していくためにも大切なことです。


学校長はじめ教職員のみなさまの取り組みに心より敬意を申し上げます。


はじまる前、学校長の及川裕二先生と懇談させていただきました。

及川先生は前任校のときから、性の多様性教育に関心をもたれ、校長室に飾られたレインボーフラッグ🏳️‍🌈も、このときに用意したものではなく、前から持っていたとのことです。



校長先生の年度教育計画で、こういった学ぶ機会が企画されたようです。


これも校長先生の考えからです。


世の中は男女別の制服からジェンダーレス制服、あるいは制服の是非まで議論がなされていますが、男子制服、女子制服という分け方ではなく、「制服A」「制服B」という表現にも端野中学校の姿勢や校長先生の考え方が反映されています。


北見市パートナーシップ宣誓制度のスタートにも関心をもたれていて、市政の動きも影響をあたえていると評価のことばをいただきました。


北見市内ではこのほかの中学校でもこういった企画が、また教員のみなさんにおかれましても互いに学ぶ取り組みがなされているようです。


また、市内企業や医療機関においても、市に対し担当職員への講師依頼などが増えています。ひとつの制度がきっかけで関心が増していることを制度を提案した議員としても、取り組み続けて良かったなと感じています。


若年層のLINE相談事業や、さらなる市民理解のためのイベント企画など、まだまだ議員として取り組まなくては課題はたくさんあります。


市へのご依頼もそうですが、わたし個人としても、なぜ市としてLGBTQ施策が必要なのか、なぜ提案したのか、4年間の市長とのやり取りなど、少人数でもお話しすることはいつでもできますのでご遠慮なくお申し付けください。


国見さん、たかしさんの講演のあとは、地元LGBTQサークル 北見レインボーのみなさんも、サークル紹介などお話しされていました。