きょうは朝から議会運営委員会。つぎの定例会の流れなどの説明を受け協議しました。


令和4年第1回定例会の日程は、2月15日(火)〜3月4日(金)までの18日間。

任期最後の定例議会。改選を控え、例年より時期も早め、短縮日程です。


本会議傍聴席はコロナ感染防止のため20席と制限されますが、インターネット中継によりご覧になることも可能です。


コロナ禍のため委員会傍聴も3名まで。申し訳ありませんが、常任委員会は現状ネット中継していません。3名からあふれた場合、委員会室の外のモニターにご案内となります。


ぜひ議会の審議をインターネットでみていただきたいことから、

つぎの定例会の前半、本会議の内容や流れについて少し解説してみます。



会期のはじまり 本会議

◯2月15日(火)10時 市政執行方針・教育行政方針・提案説明が行われます。


市政執行方針とは、市長が新しい年度でどんな事業を行っていくのかと考えを示すものです。


教育行政方針は、同様に教育行政分野について教育長が示します。


提案説明とは、この定例会に諮る議案の内容をまず説明するということです。


この方針や説明を議員が聞き、本会議はしばらく休会に入ります。


「休会」とは、ただお休みしているというわけではありません。

市長の市政執行方針や予算案など議案の説明を聞いた後、議員が質問するための「準備・調査期間」として休会に入るのです。

国会の休会とちがうのは、地方議会の場合の休会は「本会議をお休みしています」の意味を指しています。なので写真のように、休会なのに委員会が行われている日もあるということになるんですね。


※実際のところ、熱心な議員はもういまから、あるいはもっと前から質問に向け調査、取材をかさね、質問テーマの知識をより深めるため市にお願いし、レクチャーなどを受けています。


休会中には代表・一般質問の議員側からの発言通告(質問通告)や、質問順の抽せんも行われます。

※この通告前後から、市担当職員は質問内容の聞き取り(質問取り)に大忙しになります。つまり質問の内容をとらえ、想定して答弁をつくりはじめるのです。


◯2月18日(金)10時 代表質問がはじまります。今回は7つの会派が代表質問に登壇予定です。


◯2月21日(月)10時 代表質問が18日に終わっていれば、つぎに一般質問がはじまります。今回は11人が登壇予定です。


◯2月22日(火)10時 一般質問が前日に引き続き行われる見込みです。


◯2月24日(木)午前は「総務教育」「福祉民生」常任委員会、午後は「産業経済」「建設上下水道」常任委員会が行われます。


…………………

代表・一般質問で、議員がどういった質問を市にしますよ〜っと示す「発言通告」は2月16日の午後2時が締め切りです。

その内容は議会事務局が整理し、議会ホームページで紹介されます。


ここで、市民のみなさんは「だれが質問するのか」「あの議員は今回こんな質問するんだな」「この議員はこのテーマに関心があるんだな」「議員のテーマをそれぞれみると市政の大きなテーマっていまこれなんだな」とかを知ることができます。


今回、わたしは登壇予定がなく他の議員のサポートにまわります。コロナ禍のなか積極的に傍聴を呼びかけることはできませんが、本会議についてはインターネット配信をしています。お時間あればぜひご覧ください。


参考までに市ホームページ内の北見市議会ページを紹介いたします。


https://www.city.kitami.lg.jp/administration/town/category/?category=56


きょうは、定例会前半を例に、市議会の流れを簡単に紹介してみました。

議会での議論をご覧いただくことをお願いするとともに、市民のみなさんが質問を聞いてみたいと思うような内容になるよう議員が努力していかなくてはなりません。