「パートナー制度 遅れる道内」(北海道新聞22.1.7 全道1面)



江別市の動向ついては、北見市でこの施策について取り組むわたしも状況を把握していました。同市審議会議事録を読んでいたなか、2018年に住民要望があったことなどが確認でき時間の問題だと思っていました。

札幌市に隣接する江別市が先に進むことは、北見・函館・帯広の各地域の中核都市での導入とは別のインパクトや効果があります。

北見市の制度開始に時間がかかっているように思う方の声を先日いただきました。私が議会で制度を口にしてから3年超経っていることが背景にあると考えられます。

しかし、江別市での住民要望の時期と比較しますと、北見市は当事者サークルの要望が2020年秋口、市長が議会質問に対し制度検討を表明したのが2020年12月。この流れからみますと北見市も審議会対応や市民啓発などの条件を踏まえれば一定のスピードで進めているともいえます。

現在北見市では市民等に制度へのパブリックコメントを実施中です(1月17日まで)。

パブコメ終了後、常任委員会報告などを経て市長は北見市での制度制定日などを発表するだろうとわたしは見込んでいます。
北見市民のみなさまには、それまで少しの間お待ちください。

江別市とあわせ、北見・函館などが4月以降早い同時期にスタートすることが、それぞれの地域のメリットとともに、制度の道民人口シェア率からみても周辺基礎自治体に限らず、道に対してもプレッシャーをかけることになると考えています。

記事中紹介の北海道知事道議会答弁「より多くの方々に理解を深めてもらうことが優先して取り組むべき課題と考えている」。
たしかに道民・市民理解は重要なのですが、北見市の場合は制度制定ともに市民理解をさらに同時に進めていく要綱案になっていることをここで申し上げておきます。

制度制定はゴールではないのです。

今日は北見消防署・北見消防団、消防常呂支署・常呂消防団の新年観閲式に出席します。