パートナーシップ制度 進まぬ釧路。北見、函館、帯広市の動きも紹介しています。

(北海道新聞釧路・根室面21.12.19)


釧路市民のコメント「市が導入すれば、自治体として性的少数者の理解を進めたいという意思表明になる……前向きな気持ちになれる」。
わたしも市議会で、また担当部に「制度をすぐに利用するカップルがいなくても、もう一つ重要な意味がある」と同じことをうったえてきました。

先週末の私鉄総連行事(札幌)では、LGBTQ施策に積極的に取り組む松尾省勝苫小牧市議や竹内有美札幌市議とも意見交換。

松尾市議とはパートナーシップ制度制定に向けての取り進め方についてお話ししました。
苫小牧市は制度に向けて具体的動きがまだ見えませんが、LGBTQガイドラインを早くに策定した市です。

2017年に制度をスタートした札幌市の竹内市議とは、北見市がスタートしたあとの札幌市との制度の「都市間連携」の可能性についてなどをお話ししました。

道内各地で動きがありますが、「東京都」が来年度の導入予定を先日表明したなか、道内基礎自治体だけでなくこんどは「北海道」の動きに期待しています。

わたしはこの施策を質問しはじめた当初から、北見市内当事者のメリットや市民理解を深めることとともに、北見のほか、函館、帯広の動きが釧路市や旭川市、道へのプレッシャーになることも想定し取り進めてきました。

北見市は制度案のパブリックコメント開始まで到達しました。ただいま受付中です。
みなさんの市へのご意見をお待ちしております。