中途難失聴者と防災にかかる研修会に参加しました@北見市


当事者が実際に困ったこと、自治体にお願いしたいことなど、動画やイラストもまじえ大変わかりやすい研修でした。

東日本大震災では、石巻市では72人の聴覚障がい者の安否確認に1ヶ月以上かかったのことです。


研修後参加者からは

「当事者になったら(災害時に不安なことに)気づいた」

「じぶんがどこに住んでいるか、当事者本人も周りに伝えておかなくてはならない」

「町内会で音が聞こえない、聞こえにくいひとがいても個人情報保護の課題があるので地域共有の難しさがある。自ら伝えていくことも必要だ」

「伝えたくても、一人暮らしなので防犯上じぶんの状況を伝えるのに不安がある」などさまざまな意見がありました。


私も「だれもが情報を共有できる社会」の実現のため、自治体議員としてこれからの取り組み姿勢について少しお話させていただきました。

9月定例市議会での代表質問の内容も紹介していただきました。



写真上は「NTT電話お願い手帳」。2013年に生産ストップ。最後の在庫ですが、ネットでダウンロードすることし印刷することが可能です。スマートフォンアプリもあります。


手書きの「選挙に行きましょう」は、研修会後のおしゃべりタイムで近況をお互いにお伝えしたもので、特定候補予定者の宣伝ではありません(念のため)。


この研修会は1024日(日)10時から、網走市(福祉センター)でも開催されるとのことです。