シリーズ 令和3年第1回定例北見市議会 一般質問と答弁


.パートナーシップ制度の進捗状況について


(小野)昨年12月の北見市のパートナーシップ制度導入表明に対し、市男女共同参画審議会委員の反応は。


(市)経過などを報告し質疑があった。委員からは肯定的な意見をいただいた。


(小野)制度準備の進捗状況は。


(市)1月に庁内検討部会を設置。部会で具体的内容の協議を進め、協議結果は上位組織に諮る。引き続き講演会やパネル展などの啓発活動を行う取り組みを進め、市民アンケートやパブリックコメントも実施する。制度概要がまとまれば議会報告を行い、市民にも分かりやすく丁寧な説明をする。


(小野)制度に当事者の声をどうやって反映させていくのか。


(市)制度構築段階において、当事者団体との意見交換を行う。


(小野)LGBTQ当事者に対応配慮する市職員向けのガイドライン策定の進捗状況は。


(市)庁内検討部会において協議を進め、令和3年度中に策定する。

北海道新聞北見版 21.3.6 記事


(小野)制度の「都市間連携」、全国の制度導入自治体において近隣自治体(県内など)との連携が行われており、制度利用者からみると札幌に住んでいる方が北見に引越しして来ても、似通った制度であることで引越しても、引越し先の自治体のパートナーシップ制度を比較的簡易な手続きで利用できるなどのメリットがある。「都市間連携」の考え方について伺う。


(市)重要な要素であると認識している。道内ですでにパートナーシップ制度を導入している札幌市や導入を表明している函館市をはじめ、今後導入を予定している他都市との情報を密にするとともに、市民や当事者の声に耳を傾け庁内検討部会の協議、審議会の意見も伺い検討していく、


(小野)※意見 パートナーシップ制度導入時期について、北見市の表明以降導入表明した自治体が開始時期について言及しているケースがある。より良いメニューをつくっていくため一定の協議時間が必要である認識は同じだが、ある程度の準備段階で市長自らが制度開始の目標時期を示してほしい。


シリーズ1〜5(完)

以上、本定例会での一般質問では、地域交通、観光、LGBTQ施策について質しました。代表・一般質問は終わりましたが、各常任委員会、予算審査特別委員会など会期は続きます。