放送作家の小野高義です

メジャー10球団以上が争奪戦を繰り広げていた

山本由伸投手

ついに

ドジャースの入団が決まりました！

お昼頃

テレビ見てたらニュース速報が入って

何事かと思ったら

山本由伸投手ドジャース入りが決定

っていう文字が目に入って

地上波のニュース速報って

よっぽどのことじゃないと出ないはずなんだけど

その

よっぽどなこと

にあたるくらい

山本由伸投手の入団先が決まったことは

よっぽどなニュースだった

というわけです

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報じられたところによると

12年契約で総額3億2500万ドル

これは

投手としては

これまでの最高額

ヤンキースのコール投手の

3億2400万ドルを上回る

投手としての史上最高額契約で

日本人選手としては

同じドジャースの大谷選手の7億ドルに次ぐ

超大型契約

この2人の契約金を合わせると

10億2500万ドル

日本円で

1477億円

東京スカイツリーの建設費が約400億円なので

3・8本分。

東京ドームの建設費は約350億円なので

4・3個分

奈良市の一般会計予算が約1500億円で、2人で一つの自治体を動かせるレベル

NPBの球団だと57球団分の年俸ぶんにあたる

ということで

まあとにかくすごい契約だな

ということです

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この山本由伸投手ドジャース入りの決定打となったのは

言うまでもなく大谷翔平選手の存在でしょう

山本由伸投手の面談の場に大谷選手も同席して

「一緒に野球やろうぜ」

なんて言われたら

これはもう

日本人選手、断れないっす

って感じなのは間違いありません

が

それ以上に

やはり

年俸97％後払いにした時点で

もう

山本由伸投手のドジャース入りは

一気に現実に向かって走り出した

と言えると思います

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当初

山本投手の移籍先は

東海岸のチーム

ヤンキースやメッツが

山本由伸投手圧倒的大本命

と言われていました

特にヤンキースは

そのために

大谷獲得を早々にあきらめ

山本由伸投手獲得に資金を集中していた形でした

しかし

逆に

大谷選手の獲得を放棄した時点で

東海岸の球団は

大きく作戦を読み違えたと言えるのではないでしょうか

大谷翔平

という選手の

巨大な「磁力」を見誤った、とぼくは思いました

　　◇

大谷選手が

年俸を後払いしたことで資金に余裕ができたことは

もちろん

山本由伸投手獲得を実現させる大きな要因

ではありますが

大谷選手がいることで

そして

大谷選手が

「一緒にやろうぜ」

ということの方が

やはり大きな決め手になったはずです

　　◇

それは

山本由伸投手が日本人だから

という単純な話ではなく

大谷翔平という存在が

ともに戦いたい

と思わせる何にも代えがたい魅力

と

ともに戦えば世界一になれると

確信させる圧倒的な力

を併せ持ち

山本由伸投手のみならず

多くの一流選手が

その巨大な磁力に吸い寄せられ

大谷翔平を中心に巨大な戦力が集結し

最強チームが構築されていく

という

個人のホームランの数や勝利数

だけでは計り知れない影響力を持っている

ということです

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レイズの

タイラー・グラスノー投手も

大谷選手が

フロントに獲得を進言して

さらに

大谷選手が自ら動画で勧誘したことで

グラスノー投手は

ドジャース入りを決断しました

大谷選手の磁力が

ドジャースを

最強のスター軍団を築き上げようとしている

その現在進行形を

我々は目撃している

ということなのでしょう

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そういえば

ドジャース

カーショー投手が故障離脱でシーズン前半は投げられず

左腕の先発がいません

ってことは…

もしかしたら

今永投手も…？

さて

大谷選手は動くのか動かないのか？

というわけできょうはこのへんで

小野高義でした

ということを

今回のドジャースへの移籍で実証しようとしていると思います

ヤンキース、メッツ、東海岸の金満チームは大谷翔平の「巨大な磁力」を見誤ったか