- 四日間の奇蹟 [DVD]
- 発売元: 東映ビデオ
- レーベル: 東映ビデオ
- スタジオ: 東映ビデオ
- メーカー: 東映ビデオ
- 価格: ¥ 3,221 (19% OFF)
- 発売日: 2005/11/21
- 売上ランキング: 5323
- おすすめ度

年末の深夜にテレビでやっていたのを録画してみました。
Amazonによると
不慮の事故によりピアニスト生命を立たれた敬輔(吉岡秀隆)は、その事故で知り合った千織(尾高杏奈)のピアノの才能を見い出し、日本中を慰問演奏で回っている。ある島の療養センターに赴いたふたりは、そこで働く真理子(石田ゆり子)と知りあうが、突然の落雷事故で千織と真理子の心が入れ替わってしまう…。
浅倉卓弥のベストセラー小説を『半落ち』の佐々部清監督のメガホンで映画化したヒューマン・ファンタジー。あまりにもお話が作り物めいていて、そこを突っ込み始めるときりはなく、ある意味ウソのつき方がうまくないのは残念ではあるが、あくまでもファンタジーの形を借りて人間の命の尊さなどを問うものと割り切れば、透明感あふれる映像や主演ふたりの好演などで素直に観ることができるだろう。演出そのものも非常に丁寧である。(増當竜也)
ってなことらしいのだが、まさにその通りという感じ。
ファンタジーの世界(いわゆるあり得ない世界)を使ってしらじらしく見せないっていうのは難しいんだなぁとこの映画を見てて実感。
「いま、会いにゆきます」もファンタジーなんだけど、ところどころに「もう澪は生きてないし、やがていなくなっちゃうんだよ」と言いつつも、あの3人の家族の普通の幸せを描いている、非現実な部分と非日常の部分をうまく織り交ぜている、だから後で悲しみが増してくる。
四日間の奇蹟は、非日常を説明するのに一生懸命で、非日常なことが起きているのは本当に語りたいことの為の手段というか、飾りでしかないのに、その非日常なことがメインになっちゃっている。
真理子と千織の体が入れ替わって、真理子がそれに気づくときとそれを受け入れるまでのこころの葛藤が雑に描かれているのが原因かな?
主役二人の、吉岡秀隆と石田ゆり子の演技が悪くないだけにすごいもったいないなぁと思わせる作品でした。脇役の西田敏行の好演も光っていただけにもったいない。
それに、千織役の尾高杏奈ちゃんがすごい。
障害を持っている子供の役と、真理子が乗り移って大人の言葉を話す役をやるんだけど、どっちもうまく切り替えてる。
真理子が乗り移って大人の言葉を話しているときは、石田ゆり子が話しているように聞こえてしまいました。
手放しで「とっても良かった!!」と言える作品でもないし、たたき落とすほど悪い作品でもないし…
ファンタジーの部分にあまりこだわらずに、その奥で語りたいことがなんなんだろうという目で見れば、そこにある何かに気づき、そこで初めて吉岡秀隆と石田ゆり子の静かな演技が活きてくる。そんな作品化と。
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