「学歴や年功序列で半自動的に管理職になるシステムでは、管理職や経営職に就くと、ピーターの法則どおり、ほとんどの人が無能になっていくのが現実である。このことに気づいたときの答えは、三つしかない。自覚して誰よりも仕事と自己研鑚に奮闘するか、一兵卒に戻るか、それとも『老兵は静かに去る』か、である。(『会社は頭から腐る』、ダイヤモンド社、冨山和彦著)。


だそうである。

ピーターの法則とは

ピーターの法則とは組織構成員の労働に関する社会学の法則。



1. 能力主義の階層社会に於いて、人間は能力の極限まで出世する。すると有能な平構成員も無能な中間管理職になる。

2. 時が経つに連れて人間は悉く出世していく。無能な平構成員はそのまま平構成員の地位に落ち着き、有能な平構成員は無能な中間管理職の地位に落ち着く。その結果、各階層は無能な人間で埋め尽くされる。

3. その組織の仕事は、まだ出世の余地のある、無能レベルに達していない人間によって遂行される。



ピーターの法則 - Wikipedia


ということなのだが、確かにまだまだ年功序列が残っている日本の企業ではこの構図は成り立つと思う。
有能な平構成員を無能な管理職にするために必要もないのに無理矢理ポストを用意する会社もある。

転職したので、複数の会社を経験しているが、日本の企業だとみんなこの構図が少なからずとも存在していると感じる。

最近は、日本の企業も実力主義、成果主義になってきたといわれているが、まだまだ年功序列の構図が多く残っているのが現実である。

こうして会社が肥大化していったのがいままでなんだけど、いまは不景気など色々な要素が重なり、肥大化した会社の組織に対して、人材が足りなくなっているのも事実である。

そのために、本来は無能な平構成員で管理職には就けないような人材を無理矢理管理職にしてしまい、組織が崩壊に向かっていっているという、Negative Spiralを生んでいる気もする。

一番の問題は、自分がその要職に就くのに適しているのかどうかを自分自身で判断せず、回りに迷惑をかけていることにも気づかずにそのポジションにしがみついている人間である。

社会人には四つのタイプがいる


  1. 才能もあり、やる気もあり、自分を成長させることを常に考えているタイプ

  2. 才能はあるの、にやる気がない

  3. 才能はないが、やる気はある

  4. 才能もやる気もない



4番の人が下手に要職に就いてしまった場合、その組織は悲惨なことになる。

本来は、その組織の現状と、その中での自分の立場を客観的に考えて、組織からの期待貢献に合わせて自分が成果を出すように考えるべきだが、それも出来ない人がいる。
これが出来ない人はいま自分は組織に合っていないということを自己認識して、自分の引き際を見極めるべきである。

もし自分がそういう立場になったときは、潔い、格好良い引き際を演出したい、なんて事をつらつらと考えている3連休の初日である。