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妻と1歳の息子、3人家族で過ごすための
マイホームを千葉県に計画中
< 登場人物一覧 >
2021.08 マイホーム検討開始
2021.11 土地売買契約
2022.03 土地引渡し
2022.07 建築請負契約
実は明日から三連休なんですね。
しかも、来週って3日働けばまた3連休。
仕事終わらないじゃん
(ぼくみたいに)こんな風に思ったみなさん、働きすぎです。休みましょう。
それでは本題。
昨日、記念すべき第一回目の着工前Web内覧会で我が家の外観をご紹介しました
不定期開催、といいつつそこそこの頻度でやると思うので、楽しみにしててくださいね
で。
昨日登場した、こちらの窓。
階段室にある窓なんですけど、実はこれ、ひと悶着あった窓なんです。
今日はそれが、どんな「悶着」だったかをご紹介できればなーと思います。
まずこの窓って、上の画像からも分かる通り、家の端っこにありますよね
少なくとも木造住宅(特に軸組工法)では、家の四隅はなるべく壁にしておきたい部分なんですよ
構造的に、そのほうが安定するからですね。
特に許容応力度計算で耐震等級3を取ろうと思うと、シビアになってくるはずです。
なので、最初は我が家の設計担当・濃タッチさんからも
と提案されていました。
つまりこういうことですね。
・・・・・・。
ダサくない
というわけでぼく、考えました
構造的な強さを保ちつつ、窓を大きくする方法を
いやこれ設計士の仕事だと思うんですけどね・・・
方法① カーテンウォール
誰もが一度は、こんな感じのガラス張りのビルを見たことがあるんじゃないでしょうか。
これを実現しているのが「カーテンウォール」という工法です。
実はこれ、木造住宅にも応用できるんですよ
実際にやってる事例とか調べることもできましたね
出所:株式会社エヌ・シー・エヌ
カーテンウォールを応用すれば、木造住宅でもこんな感じの大開口を実現できるんです
ただし、この方法は濃タッチさんに速攻で却下されました
「うちでは無理です」とのこと。
まぁそれは仕方がないかなと思い、特に反論はしませんでした
方法② YKK AP「FRAME II」
YKK APの「FRAME II」は、簡単に言えば窓などの開口部に通常の壁と同様の耐震性を持たせることができる建築部材です
実際の商品としては、株式会社タツミが「J-耐震開口フレーム」として販売しています。
出所:YKK AP
窓のサイズは少しばかり小さくなるものの、見た目では全く違和感がない状態で窓をつけることができます
方法③ コボット
ぼくがぐぬぬしていると、見かねた濃タッチさんが(珍しく)提案をしてきました。
コボットっていうのは、株式会社国元商会が製造販売している建築部材で、簡単に言えば金属製の筋交いみたいなものです
開口部に使えば、構造的な強さを維持しながらも窓を設けることができます
ただし窓の前に金物が来ますので、窓だけと比べると少しだけ美観は損ないます。こんな感じです。
出所:国元商会
わかりますかね???
窓が小さくなるよりはマシですが・・・ちょっと嫌だなぁ
結果的に、何もしなくてもOKでした
カーテンウォールは採用できないとのことだったので、ぼくらが取れる手段は
- 窓を小さくする
- FRAME IIを採用する
- コボットを採用する
良かったです
昨日の記事でも好評でしたが、これで思う存分、アートワークスタジオのマリーペンダントを堪能できます
出所:アートワークスタジオ
楽しみだなぁ
構造的に「大きな窓は無理」と言われている皆さま・・・
諦めるのは早いですよビシィ
強さを担保したまま窓を大きくする工法は存在しますし、計算結果次第では普通につけられることだってあります
強い気持ちを持って担当者と話せば、実現できるかもしれません
応援してます