海外の病院では神経学的音楽療法として
ギターを使ったリハビリテーションがされています。音楽ライブにいくとハイテンションになり体が勝手に動いたり、脳が一定のリズムを把握することで脳が身体に指令をだす、
その機能を活かし、楽しくリハビリをするメソッドです。気持ちが楽しいと汗のかきかたも
まったく違います。

以下は海外の病院の症例をご紹介します。

ミアさんは車の交通事故で脳挫傷を負ってしまったため自力で歩行することができないことに苦しんでいました。



リハビリ前の状態
頸や体幹の支持困難
左片麻痺
ほぼ全解除でないと歩行困難

神経学的音楽療法として理学療法士と一緒に以下の介入を行いました。
リズムによる聴覚刺激法
治療的楽器演奏
パターン化した感覚の強化療法

リズムによる聴覚刺激法
42.5回/分のリズムで
中等度のアシスト
歩調の改善
左下肢の動きの改善

治療的楽器演奏
ハイハット(シンバルの一種で、小さめのシンバルを2枚合わせ、ペダルで開け閉めを操作しつつスティックで叩けるようにしたもの)を麻痺側の足で踏みながらリズムに合わせて演奏することで足の動きと連係動作の改善をする。

リハビリをしばらく行った後の状態
バランスの改善
ゆっくりした速度
フットクリアランス(遊脚期における足底部から歩行路面までの距離:転倒のリスク評価に使用される)の改善

リズムによる聴覚刺激法
42.5回/分⇒85回/分のリズムで

ミアさんの歩行が改善するのに合わせてリズミカルな運動を彼女の歩行機能に合わせて追加していきました。

パターン化した感覚の強化療法
目標
バランスがとれるようになる
協調運動を改善させる
方向転換ができるようになる

ベルを用いた治療的楽器演奏
足でベルを踏みながらあるく
トライアル1
目標
片足で立てるようになる
バランスがとれるようになる

トライアル2
バランスのさらなる改善
片足で立てる時間を延ばす

彼女がどれだけ歩けるようになったかみてください

110回/分のリズムで

近くでの転倒しないように見守るのみのサポート
支持力とバランスの改善
腕の振りの増加

110回/分から90回/分にリズムを変更する
目標
リズムが変わってもバランスを維持することができる

リハビリ前後の違いの画像

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