昨日、無事にどうぶつビスケッツLIVEを終える事が出来ました。

会場に足を運んでくださったみなさん。
本当にありがとうございました。

ステージが始まる前のみんなの歓声。
会場内に溢れた綺麗なペンライト。
たくさんの笑顔。

本当に幸せなひと時でした。
出来る事ならもっとみんなと居たかったなぁって思っちゃいました。
でもそれはまた、次の機会がある事を期待して楽しみは取っておきたいと思います。

突然ですが、私は他人を否定することが嫌いです。
その人の今まで生きてきた道を全て見ているわけじゃないし、私が今見てるその人はきっと側面でしかないと思うから。
その人のことを大切な誰かから見たら、素敵なところも沢山あるんだと気付けるはず。
今までそうやって生きてきました。

だから、けものフレンズの世界が持つ『個性を否定せずに肯定して尊敬する事の出来る世界』が、私にはとても合っていて、大好きです。
私がけものフレンズという作品の中でお芝居をする時、大切にしていた事でもありました。

だからこそ、色んな事があって空気が変わってしまって、大好きだった世界が少しずつ壊れてしまうのか…正直不安でいっぱいでした。
悪者なんて居ないのに、みんなの大切にしていた丸くてふわふわだったものが、トゲトゲした人を傷つけるものに変わっていってしまったような気がして。

だけど、活動を続けていく中で、他のキャストのみんなの中には、丸くてふわふわしたものがしっかりあるんだとはっきり感じました。
そしてそれは、はじまった時より何倍も大きくなっていました。

そして、ステージに出た時、会場いっぱいのフレンズさんが居てくれていて、たくさんの笑顔や声援に、私の大好きな世界は壊れていなかったんだなと、確信出来て凄く嬉しかったです。
私が伝えようとしていたものはちゃんと伝わっていて、みんなで大切にしていた丸くてふわふわなものが、1人1人の心の中でもちゃんとおっきくなっていたんだなと思えました。
そして、今が1番楽しいなぁって心の底から思いました。

2の放送に向けて、けものフレンズのキャストとして、どうぶつビスケッツの私の再スタートの覚悟を決められた瞬間でした。
本当にありがとうございます。

十人十色、思うことは色々あって当然だと思います。
それは当たり前のことだと、私は思います。
だけど、頭ごなしに否定してばかりでは何も変わらないとも、私は思います。

演者はナルシストでなくてはいけないってよく聞くけれど、きっと私はそうはなれません。
今日の私、本当に最高だった!って思うことは今までもこれからも、私生活でも、お仕事の場でも、絶対に無くて。
きっとそれはずっと変わらないと思います。
どこかで補おうとするなんて、それじゃだめなんだと自分を頭ごなしに否定してしまっていたけれど。
どうビスライブを終えた今は、これが私なんだなぁ、と思えるようになりました。
その時の自分の精一杯を出せれば大丈夫だと、自分を信じてあげられるようになりました。
その代わりその一瞬一瞬を、悔いのないようにしようと。
そうやって自分を受け入れる勇気をくれたのは、応援してくれている、会場に足を運んでくださる皆さんのおかげです。

私に踏み出す勇気をくださって、本当にありがとう。

本当に色んなことがあって、皆さんも色んな気持ちを抱えてライブ会場に足を運んでくださったり、配信を見たりしてくださっていたんだろうなと思います。
それでも、私は勇気を貰えました。
元気を貰えました。
一歩を踏み出すための背中を押して貰えました。

だから私は、もっともっとお芝居を通して、歌を通して、みなさんの背中を押せるように、何か心のキッカケになれるように、少しでも心の支えになれるように、なりたいと思います。

これからも、役者として、色んな作品を通して、キャラクターやスタッフさんやキャストのみんな、そして応援してくださる皆さんへ恩返しを出来たらと思っています。
そして少しでも関わっている作品の素晴らしさを1人でも多くの方に知って頂けたら、これ以上の幸せはないと思います。

いつも本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。

堅苦しくなってしまったけど、
本当に最高のライブでした!❤️
ありがとうございました❤️