本日発売のパチスロ攻略マガジン・ドラゴン10月号より始まりました「回胴百景」。僕がパチスロに目覚め、スロマガにお世話になるまでのお話を、当時の熱気と共にお届けしていこうと始まった企画です。


ここではその内容の補足と、カラー写真による解説をお届けできたらいいな…と思い、回胴百景出張版として色々と書いてみたいと思います。
まだ、読んでいないという方は、よろしければドラゴン10月号を読んでいただけると嬉しいです。

なお、ブログはドラゴン11月号に掲載される予定の第2話まで、数回に渡って更新して行く予定ですのでお楽しみに! 

さて今回の機種は初代ニューパルサーです!
ヤクルトはホールの味(オノルのブログ)
ちなみにニューパルでは今回掲載する「新設定判別法編」の他、



ヤクルトはホールの味(オノルのブログ)
「リプレイハズシ編」


ヤクルトはホールの味(オノルのブログ)
「リーチ目編」


ヤクルトはホールの味(オノルのブログ)
「その他編」の4つを更新予定です。


なお、不明点や質問なども出来る限りお答えしますので、コメント欄やツイッターなどに書き込んじゃってくださいね。



それでは、ニューパル編第1回は、本文内に出てくる「新設定判別法」について補足していきましょう!



4号機初期のパチスロには、内部的に小役などの確率を変えることの出来る状態を2つまで持って良いという規則がありました。そこで、当時の多くのマシンは、小役の揃いやすい(当選しやすい)「小役高確」とその逆の「小役低確」という2つの状態を持っていたんです。


この状態を管理しているのが「小役カウンタ」と言われるモノ。小役カウンターなんて書くと、『あの小役をポチポチ数える機械?』などと言われそうですが、全くの別物。ちなみに名称も「カウンタ」で最後は伸ばさないのですよ。


さてその小役カウンタの仕組みですが、基準を「0」とした場合、コインを1枚払い出す毎に数値を「+256」します。これを『加算値』といい、ほぼ全ての機種で加算値は256を使用していました。

逆にコインを3枚消化する毎に特定数をマイナスして行きます
特定数は設定によって異なり、初代ニューパルサーの場合、設定1~4で「101」、設定5で「104」、設定6で「106」となります。この数値を『減算値』といいます。なお、余談ですが高確→低確など移行するタイミングは第3ボタン停止後となります。

基本を解説したところで、例題にそって解説しますね。

●設定5かつ小役カウンタが「0」の状態でコインを3枚投入。1ゲーム消化します。

●コインを3枚消化したので、設定5の減算値である104×3で「312」が基準から引かれます。

●つまり現在の小役カウンタは「-312」のマイナス状態。このマイナスの状態が小役高確率状態となります。


●高確率状態では小役確率が跳ね上がります。初代ニューパルでは下の写真のようになってます。一目瞭然、5号機の小役ポチポチの比にならないくらい分かりやすいですね。
$ヤクルトはホールの味(オノルのブログ)
※SUPERより抜粋。若かりし頃のしのけん氏の姿も!

●では先ほどの「-312」の次のゲームで10枚小役が揃ったとしましょう。

●3枚掛けるのでもう「-312」を減らし「-624」の状態で第3停止。しかしここで10枚小役が揃うので、加算値256×10である「+2560」が加わります。

●よって第3停止後の小役カウンタは「+1936(-624+2560なので)」となります。

数値がプラス域に移行したので、小役確率は低確率に移行

●ただし、このとき10枚小役を取りこぼした場合、加算値はもちろん0です

さあ、一通りの仕組みは分かりましたでしょうか?
超カンタンに書くと、小役が揃いすぎると小役低確率に、揃わなすぎると高確率に移行するのです。なぜ、このようなシステムがあったかというと「当時のパチスロはメイン小役ですら取りこぼす機種が多く、このシステムがないと目押しをしない人はコイン持ちが恐ろしく悪くなってしまうから」なんですね。

逆に言えば小役を狙い続けている人は、小役カウンタをほぼ低確状態で維持できるワケです。


さて、長くなりましたが、なぜコレで設定判別ができるのかという話ですよ。
カラクリは先述した減算値。設定差がありましたよね?
初代ニューパルでいえば設定1~4、5、6で数値が異なる。つまり、設定5や6なら小役高確率だけど、設定1~4なら低確率…という状態が存在するワケです。
これを手入れとクレジットのコインを調整することで暴いてしまったのが設定判別法。
設定5以上判別なら、設定5以上なら高確、4以下なら低確…という状態を見抜けてしまったワケです。ここでの小役の当選率を調べれば、300G程度で設定がほぼ確実に分かってしまったんです。今考えても正攻法の最強攻略法ですよね。


ただ、厄介なのは現時点の数値が分からない…ということ。適当に座って手順を実践すればいいのか? というとそういうワケではありません。今の数値が「-5500」なのか「+1258」なのか、全く分からないワケです。これでは判別しようがありません。(正確にはセルフサーチ法という方法で解決出来るんですが、この当時はそこまで発展していなかった)


ところがこの小役カウンタ、良く出来たことに多くの機種でBIG終了後にカウンタがリセットされたのです(その他では設定変更後)。そう、BIG終了後は必ず数値が「0」に戻るわけですよ。ですから、BIGを1回引いてしまえば準備はOK。あとは手順をこなすだけです。



ここからは僕が実践風景を込みで解説してきましょう。
そう、今回久しぶりにスロゲーセンでやってきました!

ヤクルトはホールの味(オノルのブログ)
なお、設定判別手順はその後も多少変化したり、目立たない方法などもできたのですが、予備校生時代と重ねるため、今回は回胴百景にある「SUPER」の手順で実践します。



BIG終了後、まずクレジットを落とすんですが、BIG終了後に落とすと払い出し音が大きく目立ってしまいます。当時のホールは今ほどBGMも大きくないですし、年配のお客さんも多く、あまり目立った行動をするのは得策ではありません。しかしJACゲーム中のBGMに紛れてコインを払い出せばあまり違和感がない…というワケです。さらに6回目のJACゲーム後にクレジットを落とせば、残り2回のJACでクレジットを30にできるというメリットもあるんですね。
ま、ここは手順とそれほど関係ない小ネタなので、理解できなくてもOKです。

ヤクルトはホールの味(オノルのブログ)
BIGが終了したらクレジットを30に。BIG後にクレジットを落とした場合は手入れで33枚。もしBIG中にクレジットを落としていたら、コインを3枚手入れしちゃいましょう。


そのまま1G消化し、次からはちょっと変わった手順を実行していきます。


ヤクルトはホールの味(オノルのブログ)
まずは3枚手持ち。


ヤクルトはホールの味(オノルのブログ)
まずはここから2枚を投入し…


ヤクルトはホールの味(オノルのブログ)
残りの1枚をBETから投入。これで3枚掛けをして消化。




次のゲームは手に残った1枚を投入し、残りの2枚をBETから投入し消化すればOK。


ヤクルトはホールの味(オノルのブログ)
すると、手元のコインがなくなっているハズなので、今度は次ゲームは9枚手持ちをします。



これ以降は常に2枚手入れ1BET。残り1枚になったら1枚手入れ2BET。
コインがなくなったら9枚手持ちし、同手順ををひたすら繰り返す…。



この怪しい手順、なんのためにやるのか? これは先述した小役カウンタの動きを見るためのモノ。この手順を繰り返すことで、設定5ならクレジットが31のときが小役高確率状態になるように調整しているワケです。

$ヤクルトはホールの味(オノルのブログ)
このクレジットが「31」になった次のゲームを『判別プレイ』といいます(つまり3枚掛け終了後のクレジットは30or29)。厳密には30のときや32のときなども高確率になる状況もありますが、とにかく間違いないのが31のときとなるよう調整しているワケです。
【ただしBIG終了後、リプレイを除く23G間での「31」は対象外】

ちなみに最初のクレジットを30ではなく、他の数値にしておけば判別プレイを変えることも可能。僕も周りにバレたくないときは「28」とか「35」とかに変えちゃってました。


で、ここでの小役払い出し率が40%を超えていれば、ほぼ確実に設定5以上となるのです。


さて今回の実戦ですが、設定6を謳っているスロゲーセン。上野の殿堂さんで実戦したワケですが…気になる判別プレイでの小役落ちは以下のとおり。


1回目…角チェリー
2回目…ハズレ
3回目…中段チェリー
4回目…中段チェリー
5回目…中段チェリー
6回目…10枚役
7回目…ハズレ
8回目…ハズレ
9回目…中段チェリー
10回目…中段チェリー
11回目…角チェリー
12回目…ハズレ
13回目…中段チェリー
14回目…中段チェリー
15回目…ハズレ
16回目…角チェリー
17回目…10枚役
18回目…ハズレ
19回目…中段チェリー
20回目…中段チェリー
21回目…角チェリー
22回目…ハズレ
23回目…ハズレ
24回目…中段チェリー
25回目…中段チェリー
26回目…中段チェリー



ヤクルトはホールの味(オノルのブログ)
※判別プレイで角チェリー降臨! なおクレジットが30なのは、クレジット31の状態(判別プレイ開始前)で2枚手入れ1BET後という意味です。

…というワケで26回中18回小役成立で、当選率は69.23%となり設定5以上は確実。
設定5以上の場合40%というい中途半端な位置より大体60~80%という高い当選率で移行します。逆に設定4以下の場合も40%近くになることは希で、大体20%以下になります。ですから判別プレイを10回程度こなした時点で、ある程度察しはついちゃいました。


ちなみに実戦データですが…

415 REG
332 BIG
☆判別開始
46 REG
121 BIG
56 REG
71 BIG
☆判別終了
208 BIG
113 REG
50 BIG
0 ヤメ(獲得1405枚)
※この短時間で判別できることに驚愕!

$ヤクルトはホールの味(オノルのブログ)
後半のボーナスの連打は、回胴百景本文でつかんだあの日のニューパルを彷彿とさせる気持ちの良い瞬間でした。
でも、最初の700G間BIGが引けなかったときは設定6じゃないんじゃないかとヒヤヒヤしましたよ(笑)。


そんなワケで、この判別法の存在が僕の人生を大きく変えてしまったワケなのです。


本当は判別プレイで小役ハズレ目が出たときのアツさなんかも語りたかったんですが、そういった話はオマケ編で!


~次回はリプレイハズシ編を更新する予定です~