前回予告したとおり、僕が2009年度のスロミー賞に選んだ「青ドン・花火の極」についてあれこれ書いていきたいと思います。


その前に、今回のブログは「あくまで個人的な意見・考え」ですので、異論などはご遠慮ください。
そこをご理解のうえ読んでいただければ幸いです。



まず、本誌を読んでいただいた方はご存知だと思いますが、僕が選んだのは正確には「青ドン・花火の極(クラシックモードのみ)」という部分。この理由は本当に大きいです。※以下、青ドン・花火の極を「青ドン」と略します
ではまず、なぜオリジナルモードがダメだったのかの理由を説明していいきましょう。



青ドンがそれほどヒットしなかった理由に「ボーナス確率が重すぎる」というものがあるようですが、
冷静に考えれば確率は前作とほとんど同じ。唯一目立つ差はBIG確率の、前作・設定Hの「1/277」と本作・設定6「1/297」くらいでしょう。



では、なぜここまでその重さを感じる人が多かったのか?




1つは「ボーナス確率の軽く、スペックの甘い機種が増えた」ということが挙げられます。
「北斗・将」「うる星やつら2」などのボーナス確率が軽く、ロングヒットしている機種も多くあるので、このボーナス確率が余計に目立ってしまうのでしょう。





ただ、大きな理由はもう1つあると考えます。それが「オリジナルモードの演出」です。



『どんなにボーナス確率が重い機種でも演出が面白ければ、その重さは感じない』


のではないでしょうか?

その理由に青ドンと似た確率の「デビルメイクライ3」や「格闘美神ウーロン」などは演出のバランスが秀逸で、僕は全く重さを感じません。また、世間的には「エヴァシリーズ」が大ヒットしていますが、これも青ドンとほぼ同じ。



では、青ドンの演出の何がいけなかったのでしょうか?
それは【アツそうな演出の安売り】でしょう。
現在のパチンコがダメになった理由の原因とも思える、この展開は非常にマズいと感じました。




具体例を挙げていきましょう。




前作、期待度50%を誇った「ゴージャス音(スペシャル予告音)」の期待度の低下には、ガッカリした人も多いのではないでしょうか?
青ドンシリーズの代名詞とも言えるこのゴージャス音の期待度はしっかりと残しておくべきだったと思います。




続いて「炎+連打→ハズレ」。このガッカリ感には、優しい顔の天使も、悪魔に変わるほど。
ヤクルトはホールの味(オノルのブログ) border=

見た目がアツそうなうえに、連打でプレイヤーを参加させ、これでハズレですよ。
周りからも注目され、期待度MAXな状態からいきなりハズレに落とされたら、誰でも嫌いになりますって。
連打が付いたときは、せめて小役くらいは揃って欲しかった…。
例えば魚群が出てきてリーチすらかからなかったら、ムカつきますよね?
これは、それに近い感覚ですよ。




極めつけは「ピキーン音」。これも注目度MAXの演出なのに…つーかドンちゃんの台でハチマキ光ったら確定でしょ、普通。
それをあの期待度の低さ、そして微妙な「コンチ音」の扱い。
個人的には「ハチマキ→確定」「コンチ音→BIG」だと思うんですが…。


さらにレバーオン白ナビの期待度が落ちたのにもガッカリでした。
いくら基本ハズレ対応の白ナビとはいえ、せめてレバーオンだけはチェリーor氷とか、もしくは高期待度にしてほしかった。


いつも思うんですが、青ドンシリーズの小役ナビは、大花火のように、第3停止まで行けば氷orハズレorボーナスなどの法則を作れば、もっとアツくなれたような気がします。




このように、期待を持たせ、ハズしすぎる演出のバランスがボーナスを余計に重く感じさせている、大きな原因と感じました。







ところが、一変して「クラシックモード」の素晴らしさですよ。
・遅れ(&小遅れ)
・消灯
・出目
これに加え重要なのが
・スベリ
このバランスが最高です。
とにかく好きな部分を順に書いていきますね。



●まず斜め氷の期待度。
基本、斜め氷は
・3消灯+不発
・3消灯+打ち上げナシしだれ柳
・3消灯+打ち上げナシ花火
・消灯なし→ロケット
の4演出からしか発生しません。


で、この中で不発の期待度は非常に低く、斜め氷が揃ってもガッカリするほど。
一方、しだれや花火なら60%程度の期待度に跳ね上がります。
つまり3消灯した時点で、不発の危険性もありつつ、激アツのしだれや花火もあるドキドキの瞬間。



もう少しマニアックにいえば、不発は必ず打ち上げから始まります。
残り2つは打ち上げなしなので、第3ボタンを押した瞬間に打ち上げが始まるとかなりガッカリするんです。
しかし! ここで他の花火が上がるという逆転プレミアムパターンがあるから堪らない!
さらに不発でもまれにあたるから侮れない!



そして消灯なしで斜め氷orの出目が出たときの「お願いします!」感もかなりのもの。
ロケットなら期待度50%程度ですが、氷が揃ってそのまま演出ナシというプレミアムもあり!
この辺のバランスは絶妙としか言いようがないです。




●続いてチェリー成立時の演出ですが
・遅れ
・2消灯
・3消灯+打ち上げナシ花火
の3種類が基本


まず遅れは、チェリー否定でボーナスのドキドキ演出。出現率のバランス、期待度ともに納得のもの。
チェリーが揃っても同時成立の期待度もそこそこ高いのがいいです。


2消灯は基本的に残念パターン。で、3消灯への期待を持たせる存在。
ですが、ここでもし花火が上がれば(種類は問いません)一気に逆転のボーナス昇進! 
この意外性は素晴らしいですよ。


そして3消灯+打ち上げナシ花火。ここまでくれば期待度・中程度。
個人的体感ですが、遅れ+チェリーよりも期待度は高いと感じます。


この途中経過と、逆転パターンが最高ですね。
初代のようなガセパターン(角チェリー時の3連花火のようなもの)がなくなり、プレミアムに昇格しているのも◎。




●そしてスベリのアツさ。
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皆さんはハサミ打ち時、左リール上段に暖簾or単独ドンが停止したとき、上記出目や、右リール枠2コマ上ドンのときしか「斜め氷orボーナス」にならないと思っていませんか?



実はこのとき、右リール上段に『1コマでもスベって氷orHANABIが停止すれば、その時点で斜め氷orボーナス』なんです!


ここで「ん? じゃあ右・下段に七を狙ったらスベらない?」と思った方いますか?(そんなマニアいないか・笑)
つまり、右・下段七(いわゆるゲチェナ)を避けて枠下へ七が落ちる→右・上段に氷が停止…とならないか?
ということです。

ここがまさに流石の制御なんですが、七はちゃんと枠2コマ下までスベり、右には「風鈴・氷・リプ」が停止。
よってスベリ付き右・上段氷orHANABIは、斜め氷orボーナスとなるんです。



これと最初に紹介した斜め氷と消灯の法則を知っていれば、クラシックモードはどんなにハマっても楽しく感じます。





この演出バランスと、制御、BGMがあってこそのスロミー賞なんです。

もちろん不意に降臨するリーチ目や、出目法則の継承などなど、この他にも選考理由はたくさんあります。しかしいくらかいても語りきれないので、これくらいに(笑)





最後にクラシックモードで残念な部分ですが
・QRコード
・「た~まや~!!」ランプの点灯タイミング(早すぎる・笑)
くらいでしょうか。



マニアックなことを言えば(クラシックは関係ないですが)
リール配列で、中リールのHANABIの上がリプレイなのが残念。あそこは絶対に風鈴でしょ!



そんなワケで、共感してくださった方が一人でもいたなら幸せです。
巧が登場することを祈りつつ…また次回!