これがそのまま身体に入ったとしたら、血糖値は計算すると54.7mg/dl上がるということになる。
実際は血液の中の赤血球などを除いた液体だけで濃度を換算するから、もうちょい濃いとは思う。
それに糖質というのは単糖類だけでなく分解可能な多糖類も含まれるので、分解されてから吸収するのに時間がかかり吸収漏れも出てくるからもっと吸収量は低いと思う。
身体が生体を維持するためには最低30mg/dlはないと赤血球が働けない。
赤血球にはミトコンドリアが無く、糖解糖でしかATPを作れないからだ。ATPが不足すると赤血球は酸素を運べなくなり脳が窒息する。
それ以外にも糖が原料のホルモンやDNAなどの生成に支障が出る。しょっちゅう消費してはしょっちゅう作ってるからだ。
糖が不足すれば糖解糖に支障が出るから脂質代謝でATPを作ろうとするが、効率は良くてもスピードは遅いために体は糖を摂るようにせっつくし身体の機能低下をさせてATP消費を抑えようとする。
疲労感が出て動きづらくなる。
そういうこともあるから、血糖値的になんの問題もない健常者が厳しい糖質制限をするのはワシ的にはお勧めしない。
ただ、期間を限定して目標達成まで脂肪を減らしてダイエットするために、運動と併用して糖質制限するのなら効果はあると思う。
ワシがちょっと身体が重いのは疲労の蓄積だけでなく急激に糖質が減ったための可能性もある。
でも、ここでやめるわけにはいかない!
なんとか糖質制限をしながらここを乗り越えようと工夫してみよう!