ということで、仮に60kgの人だと4.6リットルだそうで4600cc、血糖値が100mg/dlだと1dl(デシリットル)は100mlのことなので100mgを46倍して4600mg=4.6gということになる。


ま、実際は赤血球などの固形物を除いた液体だけで血糖値は測るからもっと濃いと思うんだが、大体普通の人で血液中の糖の総量は4.6g前後なのだろう。


食事で摂る単糖類の量が1gでも1000mgだからこれが血液中に加算されると、それだけで普通の人は4.6gが5.6gになる。


5600g÷46は121.73913…ということで、たった1gの糖が体に入ることで血糖値は20mg/dlくらい上がることになる。


食事の糖質量がそのまま体に入るとは思わない、分解されなければならない多糖類もあるからだ。


それでも、10g以上の単糖類が体に入れば単純計算で200mg/dlくらい血糖値が爆上がりする可能性があるわけだ。


白飯150gで大体1/3くらい糖質なので茶碗一杯の白飯で少なく見積もっても、簡単に20〜30g以上は体内に糖が入る。


400〜500mg/dlほど血糖値が上がる計算だ。


まあでも、体内で多量の糖を検知すれば即座にインスリンが多量に分泌されて細胞膜の受容体に届き、糖解糖を活発化させて血糖値は下がっていくから、上がった血糖値がそのままではない、下がっていく。


これが、中性脂肪過多で遊離脂肪酸が血中内に多くあると、受容体をリン酸化したりしてインスリンが働けなくなり糖解糖が活発化せず糖が血中内に溢れることになる。


実は、ほとんどの2型糖尿病の原因が肥満による血中内の遊離脂肪酸増加によるインスリン抵抗性の増加によるところが多いのだ!


太っててもすぐには糖尿病にはならないが、ストレスなどで活性酸素や過酸化脂質などが増大して、細胞膜の受容体を傷めるなどしたり、受容体のリン酸化が促されたりすれば、血糖の処理ができなくなり血中内に糖が溢れ糖尿病となる。


デブでも糖質制限して血糖コントロールすれば、2型糖尿病ならほぼ正常値に収まるようになる。


ワシなんかもクソデブのくせに現在血糖値だけは完全に正常値である!


糖質制限のおかげだ!😁


そして、ちょっとぽっちゃり程度なら糖質制限によって血糖値が下がり、それによって余分な水分が抜けるので、一気に10kgくらいは体重が減る。


それ以上減らそうと思えば、運動して脂肪を消費する必要があるが、そのメカニズムについてはまた気が向いたら書こう。


もう長くなったのでめんどくさい。


以上!🙇🏻‍♂️💦