さいとうたかおのヒット漫画で映画化もされたりした。


使ってる銃がM16だが、まあ、AK47よりは軽くて命中制度も良いらしいが、口径が5.56mmで一発必中必殺の狙撃銃としてはどうなのかワシは疑問視する。


実際、米軍でも狙撃にはレミントンM700やM14といった銃のカスタム版を使っている。


発射ガス圧を使って自動装填したり連射したりする銃は、当然部品に遊びが少なからず多くて、それが原因となり命中精度は落ちる。


だから今でも基本狙撃はボルトアクションの単発式が最も精度が良いとされている。


口径も最低でも7.62mmでないと一発必殺にはならないから狙撃としてはちょい不安定だ。


実際は9mmとか11mmとかの口径を使うのが狙撃銃としては安定感があると思う。


狙撃のメリットは、多数が殺し合う戦場において被害を最小限にして戦果を上げようとするところにある。


10人の兵士を全員殺してしまうより、中心的な司令官や指揮官を狙撃して殺す方が殺害数も少なく戦果を上げられる可能性が高くなる。


人殺しには違いないから戦争自体を無くすに越したことはないが、ロシアとウクライナみたいにのっぴきならない事情で殺し合いが起こってしまう現実では、少しでも被害を少なく戦果を大きくすることがコスパ的にも人道的にも妥当であるとは思う。


それで狙撃という戦術が取られるようになった。


ただ、的を狙うだけの競技なら面白いし楽しいと思うが、人を殺すのはやっぱり冷めてしまう。


ゲームではヘッドショット!とか平気であるけど、現実だと人死んでるんだぞ!


ワシはなかなか割り切れない。


仕方なくても、しなくていい環境を作るに越したことはないな!