ふと目の前が明けると…
俺は自宅近くに住む、昔ながらの親友Aの家の前にいた
親友A宅に集合したのは俺とA君、B君、C君とたまたま来ていた近所の小さな男の子とお姉ちゃんの6人
話題は近所の廃屋で幽霊が出るという話で盛り上がっていた
するとA君がおもむろに口を開いた
『よし!日が暮れたら廃屋に忍び込もう!』
B君とC君がノリノリで『いこいこ~』と返すのとは逆にお姉ちゃんと俺は『えー(´Д` )』と渋そうな表情だった
男の子は無言で遠くをじーっと見ている
ちなみに男の子は3歳くらい
お姉ちゃんは高校生だ
結局A君、B君、C君の勢いに負け日暮れどきに再び集合した
言い出しっぺのA君はヘッドライトを付け片手に懐中電灯を持ちやる気満々だった
全員揃うと、A君一行は歩いて廃屋へ向かう
まだ廃屋が見えてもないのに、お姉ちゃんは既に強張った表情で震え出している
俺も顔を引きつらせながら男の子の手を引いている
一方A君は絶対幽霊捕まえてやる❗️と意気込んでいる
そして…
A君一行は例の廃屋の前に到着した
廃屋は思ったより広く、廃屋というより廃屋敷と言った方がお似合いなくらいで屋敷までに大きな庭園があった
だが日暮れて闇と化したその廃屋敷のたたずまいは不気味さを増長させた
見るからに恐ろしい光景にお姉ちゃんと俺は言葉を失った
顔が青ざめていくのが自分でもわかった
こんな恐ろしい場所に男の子を連れて行くわけには行かないと、俺は男の子を口実に廃屋敷の近くにある川の堤防へ向かうことにした
『わたしは~?(;_;)』と泣きながら抱きついてくるお姉ちゃんに俺は一言かけた
『大丈夫!俺がお前を必ず守るから安心しろ!行くんだ』と……
お姉ちゃんはしぶしぶA君一行について廃屋敷へ入って行った
俺も男の子の手を握りしめ堤防へ歩き出した
しかし…‼︎
大人の俺が手を引いてるのに男の子はびくとも動かず廃屋敷を見ている
『おい⁉︎どうしたんだよ⁉︎((((;゚Д゚)))))))』
声を掛けても、思い切り手を引いても、まるで根っこが生えてるように男の子の足は動かない
ここから離れたくないのか?と考えてみたが男の子が力んで踏ん張っている様には全く見えない
『何でだよ⁈Σ(゚д゚lll)』
めちゃくちゃ焦った俺は冷や汗をびっしょりかき、足はガクガク震えていた
その直後だった
男の子が『あそこに着物をきたお母さんと僕と同じくらいの男の子がいる』と口を開いた
男の子の視線の先……それは……
廃屋敷の庭園
『誰もいないじゃないか!』と俺は頭の中で叫びながら庭園を見渡す
庭園の全てを見渡し切ろうとしていたその時‼︎
俺は見てはいけないものを見てしまった
庭園の一角にある枯れた大木のふもとにたたずむ母子の姿
その容姿は全身火傷で皮膚はただれ大変おぞましい姿で、血走った目が鋭く俺を見ていた
男の子は『お母さん』と呼びかけながらトボトボ歩き出した
『行っちゃダメだよ!』と俺は男の子の顔を自分に向けた
しかしさっきまでつぶらな瞳で優しかった男の子の顔は恐ろしく変形し、母子と同じく全身火傷で皮膚はただれ、俺をジロッ!と睨んだ
うわぁぁぁぁぁ((((;゚Д゚)))))))!!!
この瞬間俺は現実の世界に戻った
この後の展開は皆様の想像にお任せします
久しぶりに怖い夢見ました(つД`)ノ
もうホラー系は勘弁や
つーか、夢の中の俺どんだけ理不尽で卑怯やねん❗️
必ず守るとかかっこええセリフ言うといて自分ビビってるやん(笑)しかも挙句の果てにか弱いお姉ちゃんに廃屋敷探検行かせてなぁ
ホンマに最低やんo(`ω´ )o
夢の中のフィクションと現実にギャップがあるとなんか変わった一面を見れてなんか面白いと感じるリョータでした
今夜はどんな夢を見るのかな?
