非常に天気の良い一日でしたぁ~ っで、三好長慶マップに掲載するスポット2ヶ所を訪ねました。
1ヶ所目は昔「今切城」があったとされる「篠原神社」 徳島県立城北高校北側にあります。
ここは、戦国時代、三好氏最後のお殿様だった三好長治の重臣であった篠原長秀の居城。
三好同族との争いで、最終、廃城となり、この城に逃げ込んだ長治と長秀も自刃、戦死する。
惜しくも、敵側の細川真之、そして三好長治、篠原長秀、3人とも異父同母。。。その同母の名は「小少将」。
もともと徳島の吉野町の豪族「岡本氏」の娘で、他にも小少将の子は存在する。
しかし、この小少将は、母として実の子ども同士で殺し合うのがいた堪れなく、仲裁に入るが、結局、その途中、殺されてしまう。。。哀
(写真)真観寺の境内から篠原神社本殿を撮影。 手前の墓石は誰だろ?
次に向かったのは、小松島市にある恩山寺。 八十八ヶ所札所18番。
(写真)今の季節、恩山寺への山道端に咲いているアジサイも見ごろ。。。
こちらの寺も三好氏にまつわる話しがあって、1542年(天文11年)大阪府柏原市太平寺で、10年間畿内で権勢をふるっていた木沢長政が三好長慶らに討ち取られた戦いで、その太平寺の合戦の時、この寺の梵鐘が三好軍の陣鐘として持ち出され、合戦後に太平寺に残されたままとなった。
150年ほど後、恩山寺に知らせが入り、その梵鐘を不動尊像と半鐘に鋳直した。それには「安国山太平寺、恩山寺宝物」と刻まれ、今も使用されているらしい。。。
(写真)八十八ヶ所18番札所の恩山寺の本堂と鐘堂。