今回のブログは燈(あかり)くんの保護に関して書かせて頂きます。






燈くんは私の猫ちゃんの里親になって下さった御家族のお母様の御親戚から連絡があり保護しました。


こうやって、保護活動や里親募集などをしていると、里親様からSOSは頻繁にあります。


ただ全然知らない方からだったので、ドキッとはしますが…。

(出来れば、一度里親様から連絡をください)


親戚の方(以下、保護主さんと言います)から突然の連絡でした。


保護主さんは家の外で老猫の地域猫ちゃんに、ご飯等をあげている、私達の仲間からは通称…「餌やりさん」と言われる方です。


地域猫ちゃんは家で飼育をせず、避妊や去勢などをして、お家の外できちんと餌やりさんと言われる方がお世話をしている猫ちゃんの事を言います。


今回子猫の保護の依頼をしてきた、保護主さんは老猫ちゃんのお世話をずっとしてきた訳ですが、ある日、1匹の子猫が突然…現れたそうです。


ある日突然、老猫ちゃんのご飯を食べに来て、老猫ちゃんのご飯も全部食べてしまうくらい、お腹が空いていたそうです。


最初に現れたのは、9月の初め頃と聞いていますので、今よりももっと小さかったと思います。


老猫ちゃんのご飯を全部食べてしまう子猫が現れた事もあり、老猫ちゃんは体調を崩してしまったとの連絡がありました。


保護主さんは子猫の事に困り、私の所に連絡をする前に、愛護センターにも相談したそうです。


電話で対応した愛護センターの職員の男性こう言ったそうです。


子猫に対して…


「捕まえて、遠くに持って行けば、もう戻りませんよ…」


愛護センターの職員は、捕まえて、何処かに捨てに行けばいいと言ったんです。


今回、何故このブログを書こうと思ったかというと、その愛護センターの職員に対して、憤りを感じたからです。



私達、保護活動をしている人間なんて、世の中で本当に数少ない存在だと思います。


変人と思う人もきっと数多く居ます。


そんな数少ない保護活動者数名が猫ちゃんを保護していても、一個人として限界があるのです。


でも、自分達が出来る事や協力できる事をみんなで力を合わせてやっていこう…。


猫ちゃんの小さな命でも、家族の一員になり、その御家族が笑顔になってくれる…。


大切にずっと一緒にと思ってくれる…。


私達が少しでもお手伝い出来る事で、猫ちゃんと御家族が幸せなってくれる…。


そう想いながら、保護活動をしているのです。


それなのに、愛護センターと言う名の場所に勤務している人間が、簡単に


「猫を捨てに行けば良い」


いう言葉を発する事がすでに悲惨な状況だとおもいます。


現実、愛護センターは犬猫を殺処分する場所です。


愛護という言葉は似つかわしくなく、いつも現実は愛護という言葉を使ってはいけない施設だと思っています。


野良猫と言われる猫達は人に慣れずに、生きている子も多いです。


人がただ増やしてしまって、野良猫になり、人に知られずに亡くなる猫も多いです。


産まれた子猫は特に、過酷な状況の中育ち、半分は看取られる事なく、亡くなっているのです。


その育った中の子猫のほんの一部を私達が保護したり、乳飲み子であれば、母親の代わりに育てたりしているのです。


日本で、犬や猫を愛護すると言われるセンターの職員がそういった発言をしたと聞き、先進国とは思えないくらいひどい話だと思います。


東京はオリンピックまでに殺処分を無くすと言っていますが、本当に現実はどうなるのかな~とも思いました。


すごく期待しているのに、本当に残念です。


職員の言葉を聞き、保護主さんからの相談もあったので、いつもは保護する地域では無い場所でしたが、仲間に動いてもらって、燈くんを保護しました。


保護してからすぐに、抱っこも出来ます。





ちょっと怖がりですが、食欲旺盛で、甘えん坊です。







明日のゆめネコ譲渡会に参加します。



燈くん生後3ヶ月位のキジトラオス


こちらから里親募集記事を見る事が出来ます。

http://www.satoya-boshu.net/keisai/2c1-262611.html