神社で保護した大人猫で 「あやめ」 と名付けた子がいます。
昨年、神社で沢山の猫を保護しましたが、唯一里親様が決まっていない猫です。
神社で保護して里親様にもらわれた 「すみれ」 という女の子が幸せにになった様に花の名前を付けて「あやめ」と名付けました。
あやめは家なき猫友さんと神社に捕獲器を持って行った時に見つけた猫です。
普段は神主さん宅に入り込んで外に出てこない様でしたが、その日はたまたま外に出てきた所を保護しました。
グレーの八割れですみれと同じで珍しい柄をしています。
家なき猫友さんが手術前に薄汚れていたあやめをシャンプーしてくれました。
出血がひどく、ガリガリに痩せていました。
出血の原因はノミでした。
あやめは極度の貧血でした。
このままでは避妊手術をする事が出来ないので、栄養をとらせてから手術する事になりました。
1週間程であやめは回復して、避妊の手術をする事が出来ました。
手術をする前に家なき猫友さんと話をしました。
もしあやめがエイズ又は白血病になっていたら神社に戻すか? と言うことです。
私も友人もあやめがエイズでも白血病でも神社に戻す事はしないと決めました。
もし戻してあやめがまた具合が悪くなり、あやめに何かあったらと思うと戻す事が出来ませんでした。
検査の結果、あやめは猫エイズ陽性のキャリアでした。
猫エイズを皆さんはご存知でしょうか?
人には決して移らない猫の病気です。
猫同士でも、性交渉、ケンカなどでの流血騒ぎでまれに移るそうです。
オス同士の縄張りの取り合いなどで、喧嘩をして流血騒ぎが起こる事がありますが、そこまでの喧嘩をするのはなかなか無いことです。
あやめは猫エイズのキャリアです。発症はしていません。
あやめはご飯をたくさん食べて元気になりました。
元気になったあやめはエイズですが譲渡会に何度が参加させました。
抱っこするとゴロゴロと喉を鳴らして、甘えるあやめをみんな可愛いと言ってくれます。
でも「エイズキャリアです」と伝えると里親募集はありませんでした。
私もエイズの子を知る前は偏見の目で見ていました。今までの私だったら自分が里親になる猫は健常の猫を里子としてもらっていたでしょう。
今少し違う考えです。
確かにエイズキャリアなので免疫力が弱く、風邪を引きやすい等あると思います。
でもあやめは今部屋で生活をしていて栄養もしっかりとれている、たくさん食べて元気に甘えてくれるんです。
エイズキャリアなので今後発症するかもしれません。
でも一生発症しないまもしれません。
幸せに暮らしていけば、発症しない確立は高いのです。
今、あやめは保護した時には考えられないくらい元気です。他の猫には少し気が強いですが、人にはとても甘えん坊です。
とても元気に暮らしているあやめが今どのような現状か、もう少し先にお伝えしようと思います。

