「ザ・バンド」の1976年の解散コンサートの模様とメンバーのインタビューを交えた記録映画「ラスト・ワルツ」を久しぶりに観直しました。

 

過去に3〜4回観ていると思いますが、今回は多分15年ぶりくらいだと思います。

 

 

「素晴らしい」の一言に尽きます・・・

 

 

彼らとゆかりがあったボブ・ディランやエリック・クラプトンを始め豪華ゲスト達がコンサートを盛り上げます。

 

彼らがロック史上に残るバンドであったことは周知の事実ですが、更にこの作品の監督が「タクシー・ドライバー」などの名匠、マーティン・スコセッシなのです。

 

「ザ・バンド」についてあまり詳しくない方にとっては絶好の入門テキストだと言えます。この解散コンサートから彼らの足跡を辿って行くのも面白いと思います。

 

僕が彼らに惹かれるのは思い切りの「叩き上げ」感です。場末の現場からドロドロになりながらも這い上がって行ったのがすごく感じられます。

 

そんな彼らの曲や演奏には「ハッタリ」や「気負い」は一切ありません。ただ自分たちが経験し築いてきた音楽を誠実に演奏しているだけに思えます。こんな泥臭い「ザ・バンド」が僕は大好きです。

 

とにかく古い映画ですが大オススメです!

 

しかし・・・「The Band」って凄いバンド名ですよね・・・

(サトーB)