私は自分が感じたことを
深い〜とか、やばい〜とか すごい〜
の枠に収めたくないだけで
この言葉が悪いわけではない。
使いたい人は使えばいいと思っている。
私は細かな心の揺れみたいなものが
今どう起きたのか？とかを探りたいだけで
そこにフィットする言葉を
いつも探しているだけなんだよ
私はよく人から
言語化が上手だと褒められる。
が、決して語彙が多いわけでもないし
難しい単語を知ってるわけでもなく
言葉が多いわけでもない。
ただ、描写がとても細かいと思う。
そして心の実況中継みたいなのが
とても上手いのだと思う。
その時の感情に
あてがわれる言葉を自分の中に
持ち合わせてないときもある。
そういう時は
とりあえず仮ではめ込んでおく。
そして後で見つけた時に
それを当てはめてみたりする。
だから私には
経験や体験は非常に大切なものなのだ。
本を読んだり映像を見たりすることも含めて
私は自分の中にいろんなセンサーを作っていく。
自分だけではなく
他人の言葉をたくさん仕入れることで
他人との共通言語が増えていくのだ。
そうすることで
自分の置かれた状況を
そのセンサーをたどって
視覚化することができるようになる。
細やかな描写が他人の脳内に
イメージとして描かれ
生々しい雰囲気を纏って
私の話を聞くことになる。
それがわかりやすいってことなんだと思う。
