こんにちは!

自信タンク®︎認定コーチ
みゆpです。
公立保育園保育士から
公立幼稚園教諭へ
そして鬱、適応障害になり、退職。
自信タンク®︎理論講座に出会い
アドラー心理学、カウンセリング、
コーチングなどを通し
子育てについて再び学び直し現場に復帰。
子育てや、自分見つめをしたい人の元へ!



長男がリビングでゲームをしている。

そこへ隣の部屋で宿題をしていた次男が、

通りかかった。


ゲームの誘惑に負けて、長男が座っている

ヨギボーに 次男も寄りかかった。


長男は、帰宅後制服から着替えていない次男に

注意する。


「着替えて!制服でヨギボー座るな!

(我が家、部屋着と外着をわけています)

宿題終わらせておいで」真顔


それを言われた次男。


ムッカームキームキームキームキームキー


怒り心頭💢


そうなんです。


我が家の次男、こういう注意を受ける事に


ものすごい怒りがわきます。


腹を立てた次男、何するか見てたら、


長男のスイッチを投げようとふりかざした。。


けど、少し考えてヨギボーの上に投げた滝汗


すかさず長男に「物にあたるなや!!」

とどやされ、スイッチも

フニャっと落ちただけで、

気が済まず


スライドドア3枚を 3回バン!バン!バン!

閉める。滝汗


部屋の電気のスイッチを、バチコーンと

たたく。滝汗


その姿に、長男が今度は怒る。

「物にあたるな!」

いつもは次男に手加減しているけど、

本気で一発パンチ🤜した。


殴られた次男。

更に怒って、何か当たれる物がないか

ぐちゃぐちゃな顔して

ウロウロしてる、、


あー、何か壊れるまでやるぞと

(過去の経験から)

思ったので、そこで、私が介入。


「気もち切り替えてきて」と普通に次男を

玄関に連れて行った。

→怒った時は 外に出るという本人が

決めた対処方法なので。


でも殴られたすぐ自分が連れ出された事が

今度は怒りになったようで、


私の手を振り払い、

「こんな家でてったる!

すべて僕が悪者にされる!もういやや!」


可愛そうな僕くんが出てくる。


これ次男の怒った時のパターン。


暴言はく

怒って物にあたる

どうせ僕が全部悪いんやろ になる

話を聞いてもらって同情してほしい

自分の行動を肯定してもらえないと

納得しない



ずっと、こんな時の次男を

どうしたらいいのかに フォーカスしてた。


でも今日は変えてみた。

というのは、珍しく殴った長男が気になった。


どうせどうせと 言ってる次男の

相手をしていても


皆んなに非難されて

可愛そうだから、許してもらうのが

当然やろ?が目的


みたいになってくるし、



おいておいて、


長男のところへ。



長男は怒ってて目がつり上がったまま

ゲームをしていたムキー


もう力では私も勝てないほど強くなった

小学5長男。


「ゲームやめて、話をしよう」


そう言うと、「なんで?あいつが悪いやん」

と言いながら、嫌々ゲームを消した。


私「ほんとにそうかな。

弟のこと殴ったよね?」


長男「だって、ひどいこと言われて、

物にあたってきて、汚い服で座ってきて、

あいつが直さなあかんことばっかりやん!」


私「だからって、殴って分からせようと

するのは、あなたが望む解決方法だった?」


長男「ちがう、、じゃあ、僕は暴言はかれても

汚い服で隣に座られても、何も言えないの?」


私「着替えてきて、ってお願いしてたよね。

あれでいいと思うな。」


長男「あいつ、やらへんやん!」


私「だけど、弟の課題だよね。周りの人が

やらせようとしても、ダメなんだと思う。

殴って 状況良くなった?」


長男「良くならない、、ショボーン


私「弟はこれまでも、怒って、暴言はいて、

物壊してを繰り返してきたけど、

前より良くなってるとおもう。

きっと本人が1番苦しんでるんだよ。


弟の姿を理由に暴力をしていいと言えるかな?


ねぇ、今 自分がした事、どう思う?」


長男「そっか。。ぼくの望んでるのじゃない。

ぼく、謝ってくる!!」スター



そう言って、次男のところへ行って

低姿勢で謝る長男をみて、

泣きそうになった。悲しい




ありがとう


自分の在り方をしっかりもってくれて


ありがとう


人の意見を取り入れられる人になってくれて


ありがとう


自分の嫌なことを人のせいにしないでくれて


ありがとう


状況を変えようと自分で行動してくれて


ありがとう


弟を大切にしてくれて


、、、



そして次男といえば。


長男にごめんね、と言われても

意固地になって 最初うんとは

言えなかったみたいだけど、


すぐに「ぼくも ひどいことを言って

ごめんね」と言っていた。




私が次男に聞いた。

「おこりんぼくんと

乱暴くんが出てきてたね。

お母さん、とても怖かったよ。


その子たち、今なんて言ってる?」


「謝ってもらえたから、もういいよ。

さっきはごめんね」って。


私「そうなんだね。

いつもより早く おこりんぼくんと

乱暴くん帰ったね。どうして?


それと

謝れた自分もいるね。

そんな自分には なんて言ってあげようか?」


次男「謝ってもらえたことで、

話し合ったら、分かり合えると思えたの。

だから頑張ったねという」


そう言うと 私に抱きつき、

なんだか心がホカホカした様子で

宿題と着替えをしに行った。


あぁ心のタンクが満たされたね。ニヤリ

自分で自分のこと認められたからね。



自分の納得いく行動が出来、

満たされた長男。


優しく次男に ゲームを見せてあげている。




あぁ、二人ともありがとう。

私自身、声を荒げることなく、

詰問するわけでもなく、

2人の力を信じられた。


お陰で

私も満たされました。泣き笑い