一昨日、第97回全国高等学校野球選手権広島大会3回戦が行われ、吉田高校に8-2で勝利し、4回戦への進出を決めることができました。

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毎試合そうですが、目の前の一戦が終わった瞬間は、本当に安堵感で一杯になります。
しかし、それもほん束の間、試合終了と同時に次の戦いが始まっています。

明日予定の4回戦では、春季県大会優勝である広陵高校と対戦しますが、この対戦を楽しみに、そして勝利することを大きな目標の一つに練習に取り組んできましたので、対戦が実現したことは素直に嬉しく思います。

しかし、やるべきことはこれまでの2試合と何も変わりません。
私ももちろんですが、選手それぞれがどのような心構えで臨むことができるか、ここに勝敗のカギがあると思っています。

私は特に大きな大会の場合、高校時代にOBより教えていただいた“ある”心構えを胸に臨んでいます。
その心構えとは『葉隠』です。

『葉隠』とは、江戸時代中期に佐賀鍋島藩藩士が武士としての心得を口述し、その見解が筆録された書物です。
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これは高校時代、選抜大会前のミーティングでいただいたプリントの一部ですが、選手だった当時以上に、現在指導者として指導する上で大いに役立っています。

本校においても、選手それぞれがこのような心構えで臨むことにより、これまで幾度となくシード校や強豪校の壁を乗り越えてきました。

明日の試合では気負うことなく、臆することなく、まずは平常心でこれまで培った力を十分に発揮することに努め、その上で『葉隠』の精神を胸に秘め、試合に臨みたいと思います。






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