2023年全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦の

公式予選が大分県のオートポリスで行われ、

坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)が

SF初ポールポジションを獲得した。

2番手にリアム・ローソン(TEAM MUGEN)、

3番手には坪井のチームメイトの

阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING)が続いた。

 

 

 

 

1位 坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)

2位 リアム・ローソン(TEAM MUGEN)

3位 阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING)

 

 

 

決勝レースでは

41周または75分で争われる。

気温は23℃、路面温度は38℃まで上昇した。

 

スタートは、ポールの坪井が好スタート

3番手スターとの阪口が2位となり、

2番手スタートのローソンは3位で追う

 

 

 

ローソン、阪口に蓋をされ、順位をあげられない。

無線でもはなしている。

 

 

ローソン、たまらず13周目

ピットイン

アンダーカット狙い!

クルーは5秒6という素早い作業を見せて、

ローソンを

早期のピットイン組のトップ牧野の前で

コースに戻すことに成功。

 

これに伴い14周目に、阪口がピットイン

だが、ローソンの後になってしまう。

 

ローソンは1分31秒前半をマーク。

しかし、間もなくピットに入っていない車に

引っ掛かり、タイムロスをしてしまう。

 

19周目、大津をかわし、やっと前がクリアーになる

この時点でトップの坪井との差は33秒672。

 

ここから

1分31秒台のタイムを連発、

ローソンは坪井との差を削り取って行った。

その差は、21周を終えたところで33秒394、

22周を終えたところで32秒120、

23周を終えたところで30秒885、

そして24周を終えたところで

ついに29秒417と、30秒を切ってくる。

 

ここでP.MU/CERUMO・INGING陣営も動く。

だが

坪井が前に出ることは叶わなかった。

坪井は25周を終えた所でピットイン。

チームは6秒3とまずまず早い作業を見せた。

しかし、坪井がコースに戻った時には

ローソンが先行。

坪井はポジションを明け渡すことになった。

しかし、坪井はここからファステストラップを

マークしてローソンを追った。

29周目の1コーナーでは

オーバーテイクシステムを作動させて

背後に迫ったが、

追われるローソンも

同時にオーバーテイクシステムを作動して防御

 

その翌周、コース上ではアクシデントが発生する。

29周目の1コーナーで前を行く牧野をかわして

9番手に浮上した大湯が、30周目には阪口に迫る。

そして、大湯はジェットコースターストレート先の

右コーナーで、アウトから阪口に並びかける。

ここで大湯の右フロントが阪口の左サイドに接触。

大湯はバランスを崩してスピンすると

そのままコースアウト、

グラベルにストップした。

コース上にはセーフティーカーが導入される。

これを見て、まだタイヤ交換を行なっていなかった

宮田、山下、平川、関口、大津がピットイン。

ホイールが割れてしまった阪口も再度ピットに入る。

しかし、

セーフティーカーに追いつくまでローソンと坪井は

ペースを緩める必要がなく、

宮田がタイヤ交換を終えてコースに戻った時には、

ローソンと坪井が先行していた。

 

セーフティーカーの後ろに隊列ができた所でのオーダーは、

ローソン、坪井、宮田、山下、牧野、佐藤、

平川、福住、山本、国本雄資となっていた。

レースは33周終了時に再スタート。

トップ5台に動きはなかったが、

ここで力強いオーバーテイクを見せたのは

7番手の平川。

リスタート直後の1コーナーで、

平川は佐藤をオーバーテイクしてみせる。

平川は、さらに35周目の第2ヘアピンで、

牧野もパス。

あっという間に5番手まで浮上すると、

さらに前を行く山下に迫った。

一方、同じ頃、

激しくなってきたのが2番手争い。

トップのローソンは

坪井を少しずつ引き離していき、

その坪井に宮田が迫った。

そして、37周目の第2ヘアピンでは、

宮田が坪井のインを伺う。

ここは坪井が守ったが、宮田は手を緩めず。

翌38周目の1コーナーでは、

とうとう坪井の前に出ることに成功した。

 

残りは4周。

ここからトップのローソンに迫りたい宮田は

猛プッシュを見せ、2秒523まで開いていた差を

少しずつ削り取る。

しかし、わずかに届かず。

ローソンは逃げ切りを果たして、

今季2勝目を挙げた。

 

 

 

2位には宮田、3位には坪井。

最後は3位争いも緊迫したが、

山下、平川ともに前に出ることは叶わず、

それぞれ4位、5位でゴールしている。

以下、牧野、佐藤、福住、国本までが

ポイントを獲得することとなった。

 

 

 

1位 リアム・ローソン(TEAM MUGEN)

2位 宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)

3位 坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)

 

 

ここまでのポイントランキングは

1位 リアム・ローソン 57pt

2位 宮田莉朋     53pt

3位 坪井翔      46pt

4位 野尻智紀     42pt

5位 平川亮      28pt

 

となっている。

 

 

次戦第5戦は

6月18日決勝レースが

スポーツランドSUGO [宮城県村田町]で

行われる。

 

 

 

 

 

 

 



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