メルセデスF1のチーム代表であるトト・ヴォルフは、
以前の契約が満了した2020年にF1から離れることを
一時は考えたと認めた。
しかし、彼はその代わりにさらなる契約を結ぶことを決め、
その結果、これまで以上にF1にコミットするようになり、
チームが現在苦境に立たされているにもかかわらず、
どこにも行くつもりはないと語った。

「これは私の会社で、私のチームだ」
とトト・ヴォルフは説明した。
「私は3人の株主のうちの1人であり、
毎日この機会をかみしめている」
「これはもはや『プロジェクト』ではなく、
『自分の会社』だ。
問題は、私が立ち去ることさえできないことだ。
私にできるのは、人材を育て、
活動範囲をある意味で変えて行くことだけだ」
トト・ヴォルフのF1での最初の役割は、
2009年にウィリアムズ・レーシングチームの株主
となったことだ。
それはすぐにビジネス投資という
枠を超えた味覚を彼に与え、
2013年にメルセデスに移籍して
チームプリンシパルに就任した。
その結果、シルバーアローは彼の指揮の下、
2014年から8年連続で
コンストラクターズチャンピオンを獲得し、
このスポーツでは前例のない成功の時代を
チームとの3度目の3年契約が終了したとき、
彼はF1での活動を終え、ビジネスの世界に戻るためことを
考えていた。
「本当に楽しかったので、また3年契約を結んだ。
2013/14/15、それに2016/17/18、
そしてもう1つ、2019/20/21にサインをした」
「そして、決定的な瞬間がやってきた。
2020年、私はこれを続けたいのか、そうでないのか、
わからなくなった」
「2020年はそれについて考えていた。ある意味、
私の計画は、49歳になったらこれをやめようと思っていた。
なぜなら、50歳になると成熟し、
もうチームマネージャーではなくなってしまうからだ」
ヴォルフは、当初の意図は
「金融業界への投資のように、株を買い、株を売る」
ことだったが、
「2020年、私は『これを継続する』という結論に至った」
と述べた
「人生で初めて、私は自分のビジネス戦略を変えた。
『購入、開発、販売』を行う投資家から、
『購入、開発、維持』するようになった。
それは大きな変化だった」
「私は本当の起業家になり、これを永遠に守り続けたい
と思った」
「それを消化するのに1年かかった。
25年間続けてきた業界にはもう戻りたくないとね」
「それは続けるための瞬間だった。
以前は常に契約期間とリンクしていたが、
今はもうそうではない」
ヴォルフは、ダイムラーAGと、
現在マンチェスター・ユナイテッド・サッカークラブの
買収交渉を進めているサー・ジム・ラトクリフが率いる
多国籍化学会社イネオスとともに、
レースチームの3分の1の株式を保有している。
昨年のマシンに問題があり、
メルセデスは2022年のランキングで
レッドブルとフェラーリに次ぐ3位に低迷していた。

2023年のスタートも不調だったが、
直近のオーストラリアGPで
ルイス・ハミルトンが2位に入ったことで、
チームは再び優勝やタイトル獲得に本気で挑戦する道を
歩み始めたと期待されている。

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