2021年のＮＴＴインディカーチャンピオンである
アレックス・パロウは、Ｆ１をドライブするのにあたり
最初にリザーブドライバーを受け入れてから、
F1にフルタイムに参戦するという手順を踏むつもりはない
と語る。
25歳のスペイン人であるアレックス・パロウは、
F1アメリカGPのフリー走行1回目にマクラーレンから
出走して正式なF1デビューを果たしたが、
2023年にフルタイムでＦ１で走る気はない
ということである。
「僕は勝つことが好きだ。インディカーでは
勝つことができる。
それについて文句を言うことはできない」
とアレックス・パロウは語った。
「F1が別のレベルにあることは事実であり、
機会があればまたドライブしたい。
ニック・デ・フリースが、来年はＦ１にいることを
確認している」
「でも、リザーブとして毎週末サーキットにいて、
チャンスを待つために今の仕事を辞めることは決してない。
レースシートを得ることににノーと言うことは
難しいだろうけどね」
アレックス・パロウの「ノー」は、
F1アメリカGPでのマクラーレンのF1マシンに
感銘を受けたにも関わらずのものだ。
「できる限り高いレベルでやっているという点では
インディカーに似ていると言いたいけど、
パフォーマンスにおいて非常にかけ離れていると思う」
「僕たちはそれがわかっている。
僕たち（インディカー）のシャシーは 10 年前のもので、
年間予算は 1 回のグランプリに相当する。
また、そのパフォーマンスは、非常に大きく異なる。
インディカーはF1の加速の半分で、グリップも半分で、
F1が持っているテクノロジーの2％だ」
それにもかかわらず、アレックス・パロウは
「何年も前に」F1への願望に線を引いたと語る。
「今、F1が将来の最上位に戻ってきたわけではない」
とアレックス・パロウは説明した。
「ただのプラクティスであっても、
F1チームの一員になる機会があれば、
学べることはすべて受け入れることとなる」
マクラーレンとインディカーのライバルである
チップ・ガナッシとの契約争いの後、
アレックス・パロウは2023年まで
チップ・ガナッシにとどまることが発表されている。
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