11月4日、マカオ市街地のギア・サーキットで争われる

伝統のマカオGPについて、

主催するマカオグランプリ組織委員会(MGPOC)は、

第67回大会となる2020年の開催レースについて発表した。

今季はすべて四輪で、11月20〜22日に開催される。

 

 

 

マカオの港湾区の市街地に設定される

ギア・サーキットを舞台に争われているマカオグランプリは、

今年67回目を迎える伝統のイベント。

これまでメインレースとなっていたF3、

さらにツーリングカーで争われるギアレース、

マン島TTと同様にチャレンジングなレースである

モーターサイクルグランプリ、

さらに近年盛り上がりをみせるGTカップ等、

さまざまなイベントが開催されてきた。

 

しかし、2020年に向けては

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、

海外からのエントリーが見込めず、

主催者としても大いに対応に苦慮してきたが、

11月4日、組織委員会は

3日間5レースの概要と見どころを発表した。

 

まずメインレースとなるフォーミュラのレースは、

ミゲールシャシーを使う中国F4で争われることになり、

『F4マカオグランプリ』となった。

組織委員会は、19歳のチャールズ・レオン・ホン・チオと

アンディ・チャン・ウィン・チョンの争いを予想している。

 

一方、近年はWTCR世界ツーリングカーカップの一戦として

争われてきたギアレースは、

中国やマカオ等、アジアのTCRドライバーたちによるレースとなり、

アウディやフォルクスワーゲン、MG、リンク&コー、

ホンダ・シビック等がエントリーに名を連ねた。

 

 

 

そんなギアレースには、リンク&コーをドライブするマ・キンファ、

そして2回のPCR検査と14日間の隔離を経て、

マカオで無類の強さを誇るロブ・ハフが

MG 6 XパワーTCRで参戦することになった。

 

また、マカオGTカップはFIA GT3、GT4による争いとなり、

FIA GTワールドカップ以前と似た様相を呈することになった。

トップを争うことになりそうなのは、

2019年のレースでラファエル・マルチェッロが駆り

優勝したメルセデスを駆るダリル・オーヤン、

さらに香港からはスーパーGTでもお馴染みの

X WORKSから参戦するマーチー・リー、

アウディスポーツ・アジア・チームTSRTから参戦する

デイビッド・ウェイアン・チェンが有力どころだ。

 

 

 

この主要の3レースに加え、伝統のツーリングカーカップ、

さらにロータス・エリーゼやKTM等で争われる

グレーターベイエリアGTカップ等のイベントが開催されるが、

二輪のモーターサイクルグランプリについては、

多くのエントラントが参加を取り止めたことから、

今季は開催されないことになった。

 

 

 

なお、この概要発表にあわせ組織委員会には

FIA国際自動車連盟会長のジャン・トッド、

FIMアジアのステファン・カラピエ、

WTCRのプロモーターを務めるフランソワ・リベイロから

ビデオメッセージが届けられ、

イベント継続へ課題を克服したことを祝福。

FIA F3ワールドカップ、FIA GTワールドカップ、

WTCRという3つのFIAイベントが2021年に開催されることを

確信していると述べた。

 

 

 

 

 



温泉ソムリエ

この資格取得には、是非、挑戦してみください。 
温泉に行ったとき、
一味違った感覚で入ることができます。
(若干の時間と

       若干のお金が、必要ですが・・・)