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ペタしてねペタしてねペタしてねチョキ

 

10月2日(金)、ホンダが2021年シーズンをもって、

パワーユニット(PU)サプライヤーとして

F1世界選手権への参戦終了を発表した。

 

 

 

ホンダのF1からの撤退会見を、

驚きと怒りの気持ちで聞いた。

撤退はまったく予想してないわけではなかったが、

まさかそんなことはしないだろうと思っていた。

F1から去ることのプラスとマイナスを考えた場合、

明らかに失うものの方が大きいはずだったからだ。

 

 

 

去ることで得るものは、F1で使うお金が浮くこと。

そして人的リソースを、

他分野に振り向けられることだろう。

八郷隆弘社長の今回の会見では

「燃料電池車や電気自動車など、将来のパワーユニットや

エネルギー領域での研究開発に経営資源を

重点的に投入していく必要がある」として、

そこにF1で培った人材も活用していくことを

強調していた。

 

 

 

では失うものは、何か。

これはもう、ホンダというブランドへの信頼に尽きる。

ホンダは国内外の数え切れないほど多くのファン、

ホンダユーザー、レース関係者を決定的に失望させた。

 

 

 

 

2008年末の突然の撤退も、衝撃だった。

しかしあの時は、

「リーマンショックによる経営環境の急激な悪化」という

緊急避難的言い訳ができた

(ホンダ以上にダメージを被ったルノーは、

それでも続けたわけだが)。

ところが数年後に業績が回復すると、

「撤退」という極めて重い言葉を使ったことなど

なかったかのように、再び戻ってきた。

「できる限り長期のF1活動を目指す」と言いながら。

それが実際には、第3期(2000年~2008年)より短い

わずか7年でピリオドを打つ。

「優勝という目標も果たすことができました」

 

 

 

え?ホンダの目標は、勝ちまくってこのカテゴリーでの

絶対王者になることじゃなかったの?

当然ながら撤退発表直後のSNSには、

落胆と怨嗟の声が渦巻いた。

「その程度の批判は織り込み済み」

「時間が経てば、収まっていく」と、

撤退を推進させた人々はおそらく思っているだろう。

しかしホンダがやったことは、今後ボディブローのように

深く重く効いてくるはずだ。

 

 

 

リモート会見の質問者の一人が、

「リソースを振り分ける決断は、まったく正しい」

という「大人の見解」を述べていたが、

あまりに近視眼的な感想であろう。

「2050年までのカーボンニュートラル実現」というと、

あたかも長期的な経営判断のように聞こえる。

しかしそんな壮大な目標とF1活動の継続は、

その気になれば両立できないはずがない。

 

 

 

実際には、社内のアンチF1勢力に

押し切られただけの話ではないのか。

「もうF1には戻らない」と言いつつ、

「モータースポーツ活動は、ホンダのDNA」と繰り返す

八郷社長の姿は、とても哀しく見えた。

 

 

 

 

 

やはり一番心配なのが

ホンダの後ろ盾でカーリンからF2に参加している

角田裕毅選手の扱いである。

 

 

 

レッドブルのヘルムート・マルコの発言が、

角田選手に関して、

今後どのように変わるのか、それとも変わらないのか

ということに注目している。

 

 

 

今年F2でシリーズ4位以内に入り、アルファタウリでの

F1参戦が決定、

2021は、ガスリー以上の活躍で、

2022年はレッドブルへの昇格

というルートを、たどってくれればうれしいのだが・・・

 

 

 

レッドブルの育成に入っているので問題ないと思いたいが

ホンダの後ろ盾がなくなった途端に、手のひら返しを

されるようなことがなければ、と祈っている。

 

 

 

がんばれ! 角田選手

 

 

 

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